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菅野美穂 今昔物語

確かにバラエティ番組に出演した時の菅野美穂は、ノリが良く、気さくで、笑顔を絶やさない。 今回番組で共演した有吉も、彼女を大絶賛したそうである。 とにかく「文句のつけどころがない」ということだ。他の芸人からの評価もすこぶる高い。 多分、彼女は本当に性格がいいのだと思う。女性からの好感度が高いのも、そのせいだろう。 しかし私は過去に知人と、このような会話を繰り広げている。 知人「 シモヤマ君って菅野美穂が好きなんだってー、意外ー。もっと男が好むような女が好きかと思ってた。女子なら皆、菅野美穂のこと好きだけどさー」 私「私、菅野美穂、好きじゃないんだけど」 知人「えー、ウソッ!何で?」 えぇ、そうなんです。ひねくれてるわけじゃないですよ。 芸能人としての菅野美穂って、あんまり好きじゃないんです。 あまり幅のない演技力、鼻詰まりのような声、不必要に大きくしてしまった目…いやいや、そんなことではない。一番の理由はやはりアレなのだ。 アレとは、10数年前のヘアヌード写真集出版にまつわるドタバタ劇のことである。 会見を開き、早い話が「ダマされた」ということで、号泣するのである。 私にはその姿が大変奇異に感じられた。 ダマされたか何だか知らんが、そんな写真をしこたま撮らせてんじゃねーよ。 「好きな人の前でしかそんな姿を見せたことないのに」という言葉を今でも覚えている。 20歳になったばかりの清純派女優が吐いたセリフとしては、なかなか衝撃的であった。 あの会見のワケのわからなさが、私に「菅野美穂は好きじゃない」と言わしめているのである。

一皮むけた「小麦色のマーメイド」

夏の終わりに聴きたくなるのが、この曲だ。 聖子の歌声が何とも涼しげだ。 聖子のキャンディボイスで、この曲がいっそう魅力的なものになっている。 初期のパワフルで伸びやかで澄んだ歌声は、「白いパラソル」でかげりを見せる。 そして「風立ちぬ」の頃には、声がガラガラに枯れてしまった。 その頃は、肌も荒れ、髪もパーマがかかり過ぎていてゴワゴワしていて(!)、トリプルパンチなのである。 それでも聖子は健気に必死で声を出そうとしていた。 しかし「風立ちぬ」の後の「赤いスイートピー」で、いい意味で力を抜く歌い方を会得し、この「小麦色のマーメイド」で、聖子流キャンディボイス的歌唱法を確立した、と言える。 ちなみに、聖子カットから脱却したショートカットは、当時もヘンだと思ったが、今見てもヘンだ。でもこの映像のショートカットはなかなかいいでしょ?

水嶋夫婦の危険な船出

芸能事務所を怒らせたら怖い。 その芸能人は抹殺されちゃうんだからな。 近年の例で言うと、野久保や北野誠、水野美紀…。 独立なんか企てちゃうと、徹底的に潰しにかかる。 いろいろ情報が錯綜しているが、水嶋ヒロと絢香も独立するってことなんだよな。 水嶋ヒロは結婚後、明らかに仕事が減った。二人は同じ事務所に所属していた。 事務所に内緒で結婚し、稼ぎ頭の絢香を休業へと導いた水嶋ヒロに対して、事務所が怒って仕事を与えず、水嶋はやむなく事務所を退社…という見方がある。 しかし私はこう考える。 夫婦が独立を画策しているのを、事務所は察知していたのではないか。 そうでもなければ、所属タレントに対してあそこまで冷たい仕打ちをしないだろう。 独立するのがわかって、徹底的に潰しにかかったのである。 現に絢香なんて、昨年末に事務所を辞めたらしいからな。 夫婦で個人事務所を設立するためのファーストステップだったのだ。 おいッ、バセドー病はどうしたッ! ま、思えば彼女の休業に関しては首をかしげる点が多かった。 あれだけ歌うことが好きで好きでたまらなかった絢香(野太い声と、手をヒラヒラさせて自己陶酔感に浸って歌い上げるカンジが私は好きになれない)が、結婚を機に「バセドー病で休業しまーす」ってのも変な話。 バセドー病って、無期限休養するような病気ではないし、休んだからといって完治するようなもんでもないだろ。そんなに症状がヒドイのなら、結婚前にでも、病気を理由に仕事をセーブすればよかったじゃん。それまでさんざん歌っといて、「結婚します。実はバセドー病だったんです。無期限休養します」って言われてもなぁ。水嶋ヒロも「彼女は病気を抱えてるんです。守ってやりたいんです」ってオーバーな。 今となっては、すべてがウソくさく感じる。 それにしても前途多難だな。せっかく結婚前は、個々で順調な芸能活動ができていたのに。 せいぜい夫婦共倒れになりませぬよう!

キャンディを100%は支持できない理由

キャンディのことがキライな読者、視聴者がいる。 「イライザの気持ちもわかるわ~、使用人の分際で出しゃばり過ぎ」とか言って。 でもイライザって、キャンディと初対面のときからいじめてたわけで。 それって、どんなキャラの子が来てもいじめてたってことでしょ。 それに、そもそもキャンディって使用人だったのかな。 使用人でもないのに、ラガン家で使用人のごとく使われてただけなんじゃないか。 かと言って、私は別にキャンディ擁護派ではない。 テリィの舞台を観に行くために、看護婦の夜勤を抜け出すっていう有名な話。 アニメでは、何とか誰かに交代してもらうっていう設定に変えられたみたいだが。 キャンディの気持ちはわからんでもないが、無責任すぎるぜ、ホント。「男狂い」かよ。 「白衣の天使」ならぬ「色ボケ天使」だぜ。 この「夜勤すっぽかし」に関しては、多くの人が非難している。 が、それ以外にもう1件、私が個人的に軽蔑しているキャンディの行為がある。 テリィとの夜中の密会が発覚して、退学処分になり学生牢に入れられていたキャンディが、テリィの計らいで、1週間の謹慎処分に軽減されるのだが、どうして自分の処分が軽減されたのかは知らないキャンディ。 寮の自室で1週間じっとしてなきゃいけないのに、「テリィ、どうしてるかな」と、夜、ロープを使ってターザンのように、こともあろうかテリィの部屋に忍び込むのである。 懲りんやっちゃなー。イラッとする。同情できん。もう1回退学処分になっちまえ。 ホントに「男狂い」だぜ、アンタ。 あと、久しぶりにポニーの家に帰ってきたときも、 ポニー先生たちへの挨拶もないまま「テリィはどこ?テリィは?」などと一心不乱に探し回る姿も異様だったなぁ。

フミヤは歌が上手かった

チェッカーズ…ジャニーズの面々を蹴散らしながら、彗星のごとく現れた音楽グループ。 雰囲気や歌のジャンルはあくまでもポップでありながら、「アイドル」でもなく、かと言って「ロックグループ」でもない、斬新で個性的なグループであった。 今思えば、売り出し方の戦略も素晴らしかった。 さて、当時の私は小学生。 その頃はシブがき隊のレコードをよく買っていた(曲が好きだったもので)。 そんなことをしているのは、クラスで私ぐらいだった。私は「シブがき世代」でも、ましてや「たのきん世代」でもない。おそらく「光ゲンジ世代」かと思われるが、光ゲンジが出てくるのはそれから数年後のことである。 その間を埋めるようにチェッカーズがブレイクすると、今まで歌手や音楽やアイドルに興味を示さなかったクラスメートたちが、一気に夢中になっていった。 初期のチェッカーズって、支持する年齢層が幅広かった気がする。当時としては珍しいケースである。 私は「ジュリアに傷心」のレコードを買った。 そして、今まで女性歌手にしか興味のなかった姉が、チェッカーズのレコードや本を友達から借りてくるようになった(買えよッ)。んー、チェッカーズってすごい。 さてそんなチェッカーズであるが、セルフプロデュースするようになってからは、私の興味は急速に薄らいでいった。それまでの、あくまでもポップな感じが好きだったので。 それでも周りには支持派が多かった。「どんな歌を聞くの?」と尋ねれば、「チェッカーズ」と答える女子が多かった。その傾向は何年も続いたのである。 セルフプロデュース時代の歌は「I Love You, SAYONARA」以外に興味はなかったのだが、最近「Room」の映像を目にする機会があって、引き込まれた…フミヤの歌が相当いいのである。 ん、「Room」も悪くない。

どーしようもない面々

何だか最近、人格が破綻している芸能人のニュースがやたら多い。 芸能界での活動が絶望的な順に挙げていきたい。 押尾学…遺棄致死のみならず、「お前がやったことにしてくんない?」などと第三者に罪をなすりつけようとした最低な男。「死人に口無し」を利用し、「被害者から薬物をもらった」などとうそぶいているが、押尾と関係を持った女性が「押尾から薬物を勧められた」と証言し、ウソがバレバレの状態に。自己保身のことしか頭にない。「息子のことを思うと逮捕されたくなかった」とも言っているが、息子のことなんか頭になかったと思う。本当に自分のことしか考えてなかったと思う。こんなときにだけ息子を利用するな。裁判で「僕は無罪です」と言ったらしいが、「僕は無実です」の間違いじゃないか?アホなのか?無罪か有罪かなんて、裁判官が決めるわい。 田代まさし…5度目の逮捕。薬物のみならず、わいせつ罪での逮捕も複数回。薬物とわいせつ…キツイな~。初期の逮捕の段階で、娘は田代と縁を切ったようだが、それ正解。いや、待てよ、ひょっとしたら、娘と絶縁状態にならなければ、犯罪を重ねることもなかったのかな。田代は寂しがってたらしいからな。いずれにしても、芸能界復帰は絶望的だ。 沢尻エリカ…例の「涙の謝罪は演技だった。謝罪なんかしたくなかった」発言。あ、終わったな、沢尻…ってカンジだ。それを言ったらおしめーよ、アンタ。事務所に謝罪を無理やり促されたって言うけどさ、アンタ、涙まで流してんじゃん。自分でそこまでやっちゃってて、後であんな発言するなんて、恥ずかしくないのか? それだったら、事務所の意向を無視して、謝罪なんかせずにメディアでツンケンし続けたほうがよっぽどマシだったっての。 玉置浩二…コンサートでの「今日、俺はまともに歌わないよ。好きなようにやるから。俺のことが嫌いだったら帰って」発言。歌謡史に残る名言(?)。コンサートに来てくれたファンにそんな暴言を吐く歌手なんて前代未聞だ。高いお金払って、わざわざ足を運んでくれるファンに向かって、この言い草ってないよな~(笑)。最近この人、ワケのわかんない言動ばっかだよね。

月9バカ

有吉がキムタクに「月9バカ」というあだ名をつけたらしい。 番組内でスマップにあだ名をつけることは知っていたが、「どーせジャニーズ大帝国に恐れをなして、中途半端なあだ名をつけるんだろうな」」と思っていた。 ところが「月9バカ」…絶妙だと思う。 このあだ名、キムタクを100%けなしているワケではない…「月9ドラマの主演ができるほどの人気者」という意味に取れなくもないから。 本人は怒り心頭の形相だったらしいが。 もー、私なんてさ、有吉がキムタクにあだ名をつけると知って、思い浮かんだあだ名が「女房がオバケ」。 ちがう、ちがう、私は「オバケ」だなんて、ちーっとも思ってないんだけど、有吉だったら、それぐらいのことを腹の中では思っていそうよね、口が裂けても言えないけどさ。 そういった意味(どーいった意味?)でも、「月9バカ」は絶妙なネーミングなのである。

テリィとの別れを阻止する

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「キャンディ・キャンディ」の結末はスッキリしない。 余韻を残して、後は読者の想像に任せる…というのが狙いなのかもしれない。 あえてぼかしてあるところがいいのだ、という読者もいるのかもしれない。 しかし何となく、にっちもさっちもいかなくなった挙句に「あとはアンタたちが勝手に想像してちょ」といって押し付けられた感がある。 最近になって初めてちゃんと結末を知った私の、このモヤモヤ感といったらどーだろう。 別にキャンディとテリィが結ばれなくてもいいけどさー、いろいろハッキリさせてよねってカンジ。そりゃ、結ばれるのが一番さ。結ばれるために、あーすれば良かったんじゃないか、こーすれば良かったんじゃないかって、あれこれ考えを巡らすもんね。ま、読者や視聴者をそこまで思わせるって、偉大なマンガだよ、「キャンディ・キャンディ」は。 さて、蒼子ちゃんによる「こーなれば良かったんじゃね?」編。 そもそもテリィがキャンディを置いて一人学院を去るのはおかしな話。もともとキャンディは退学処分になっていたのだから、「俺もこの学院を辞めるよ。一緒にアメリカに行こう」と誘えば、キャンディは即座にテリィについて行っただろう。そして二人でアメリカに渡り、一緒に生活を始める。「二人の夢(テリィは俳優、キャンディは看護婦)が叶ったら、結婚しよう」と誓い合う。スザナの件は、やはりスパイスとして必要なので、蒼子ちゃん編にも入れることにする。テリィは悩んだ末、キャンディのことは諦めて、スザナを守ることにする。スザナはテリィを愛してはいるが、愛されていないことはわかっている。そこで、自分に好意を寄せてくれている主治医(スザナの脚のね)と婚約することにし、テリィに「私も幸せになるわ、だからあなたも幸せになって…」と告げる。ようやくテリィ解放、キャンディの元へ…いんじゃね? スザナを押し付けられたテリィと同じ立場のキャラクターがもう一人いる…アーチーボルト・コーンウェルだ。彼は ホントにお気の毒なのだ。その後の原作者の小説によると、アーチーとアニーは婚約したんだそうな。うーむ…ホントはキャンディのことが好きなのに。アニーからラブレター攻撃されるも、そのラブレターを1通も読まないほど、アニーに全く興味がなかった(むしろキライ)。キャンディに告白するも「アニーをよろしくね」と言われてしまう…ううっ、切ない。 アニーは、中盤以

てりゅーす・じん・ぐらんちぇすたー

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赤西仁って、カトゥーンを離れてアメリカで何をやるつもりなのかね。カッコつけるのだけはイッチョ前で、何も実力を兼ね備えちゃおらんじゃないか。あと女遊びが激しすぎるな。 惜しいと思うわけである。真面目に芸を磨けば、芸能界でそれなりの存在感を示せただろうにな。年の割りに色気と陰があると思う。 あ、それってテリュース・G・グランチェスターと同じじゃないか(…またかよ)。ホレホレ、雰囲気似ている。「キャンディ・キャンディ」のミュージカルやるなら、あんた、テリィ役な。 最近めっきりテレビを観なくなった。テレビを観るヒマがあったら、ユーチューブで「キャンディ・キャンディ」観てた。あらためて高尚なアニメだと思った。昔はそんなアニメがたくさんあった。 今の子どもたちってかわいそう…。 キャラクターの顔面のつくりを、それぞれ微妙に変えているのにも感動した。 声もキャラクターとピッタリだ。アーチーなんか最高だ。あとイライザも。 しかし!ひとりだけ残念な声のキャラクターがいる…テリィだ。 魅力が半減する!クールなキャラなのに、明るいおじさんみたいな声なのだ! 声を聞くたびにガッカリしてしまう。 声の主(声優)は富山敬氏で、おそらく声優界の重鎮(今はお亡くなりになっている)。 「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男や、「ちびまるこちゃん」のともぞう(初代)の声もやっていた。 テ、テ、テ、テリィが、ねずみ男やともぞうと同じ声だなんて! どーりでしっくりこなかったワケだ…。

テリュース・G・グランチェスター

マンチェスター・ユナイテッドじゃなくてよ(?)。 知人との会話の中で「キャンディ・キャンディ」という単語が出てきて、たぶんずっとキャンディキャンデイのことが頭の片隅にあったんでしょうな、夜中にふと「あれって結末どーだったっけ?」と思い、ネットで調べることに(ネットって便利ですな)。 多分リアルタイムでアニメを見ていたとは思うのだが、かなり幼少の頃だったのでほとんど記憶にない。ただ、姉がコミックを持っていたので、それで大体の話は覚えている。が、姉のヤツ、全巻ではなく、歯抜け状態でしかそろえていなかった。しかも、キャンディキャンディのコミックは9巻まであるのだが、肝心な9巻が欠落していたので、結末がわからなかったのである(とっくに全てのコミックは処分)。 かなり詳しいストーリー(それこそセリフも忠実に再現)が書かれたサイトがあった。ストーリーを読んでみると…いやー泣いた、泣いた…夜中に…キャンディ・キャンディで(笑)。いろんな人に感情移入しちまった。ナゾな部分もあるのだが、子ども向けの漫画にしてはかなり丁寧に創り込まれたストーリーだ。 そして思い出した…私は不良のテリィ(テリュース・G・グランチェスター)にホレていたのだ。 その頃と同じ感覚がよみがえってきた。私は「ハッピーエンドじゃないと気持ち悪い」というタイプの人間ではないのだが、キャンディとテリィが結ばれないのはイヤ!(←今さら…) かと言って、テリィをかばって足を切断する大ケガをしたスザナを見放すテリィもイヤだし…イカン、イカン、これは漫画、漫画(と自分に言い聞かせる)。水木さんといがらしさんによる本物の続編が見たい(早く和解して…ま、せんだろな)。  先ほどのサイトのストーリーを読んでいるうちに奇妙な感覚に襲われた。 キャンディが誰かとかぶるのである。誰だろう? …それは昔の松田聖子であった。テレビの中の聖子はいつも明るく、笑顔で、天真爛漫であった(計算によるものなのかもしれないが)。そのキャラとかぶるのである。 そのモテ度もしかり。キャンディは、テリィ、アンソニー、ステア、アーチー、しまいにゃ二ールにまで恋心を抱かれていたからな。誰かが言っていたが、聖子の場合も、周りの男の人が皆、彼女のことを好きになってしまうんだと。 それに、イケメン好きのところも似てんな~。 あともうひとつ。スザナの自殺未遂事件は、中森明

今さらですが、聖子とトシ

中川翔子が「80年代前半の聖子様をリアルタイムで見れなかったのが悔しいのでございますぅ~」と言っていた。 彼女が物心ついたときに見た聖子って、ケバくてヘンテコリン(?)の時代の聖子だったと思う。あぁ、ヘンテコリンになる前に引退して伝説の人になってほしかった…と思うのは私だけだろうか。 引退のタイミングとしては、やはり最初の結婚のときかな。 しかし、結婚後の彼女の著書「聖子」では、夫婦の価値観の相違があらわになっている。実家のぬいぐるみを新居に運ぼうとしたら反対され、ランチョンマットを敷こうとしたら反対され、運転免許取得も反対された聖子。小さいことだが、こういうことが積み重なっていくと大変なストレスになりそうだ。 引退しても、夫婦生活が続いていたかどうか…。 となると、郷ひろみが良かったのだろうか。 しかし、今からして思えばこの二人、ちっとも「お似合いのカップル」ではないのである。 何てったって、郷の顔(&キャラ)が濃すぎる(!)。 「お似合いのカップル」と言えば…やはり相手は田原俊彦だ。 この二人、デビューしてしばらくの間は大変な噂になっていたけど、聖子が郷ひろみと噂になってからは、巷じゃ「なんだー、トシとの間には何もなかったのよねん、ただの噂だったのよねん」ってな認識が広まったと思う。 聖子は複数の著書で、田原のことを「同志」とか「いいライバル」とか、「噂を立てられて悲しい」などと語っている。 しかし最近「本当にただの噂だったのか?」と首をかしげたくなる場面に遭遇する。 やはり出所は、近年テレビで80年代暴露トークを繰り広げるトシちゃんなのだ。 「聖子ちゃんとは実際どーだったの?」と聞かれても「本当に何もなかった」とは言わない。それこそ「ライバル」だとかそういう言葉でお茶を濁し、否定も肯定もしない。以前、薬丸との対談でもそういうふうに答えていたら、薬丸がニヤニヤして何かツッコミを入れ、そこはピー音で消されていたのだが、田原がアセって「お前、それヤバいって!!」ってな感じで制止しようとしてた…何かあったとしかいーようがない。 あと「デビュー後もジャニーズの合宿を夜中にしょっちゅう抜け出しては彼女んちに行って、朝帰りしてた」なんてことも言っていて、私はそのとき「相手は誰だろう…聖子じゃないよな。確かそのときは事務所社長の家に下宿してたハズだから」と思った。しかし彼女の

電波少年的 いとうあさこ

すごい根性の持ち主だと思うわけである。 きわめて裕福な家庭から家出同然で逃げ出し、親からの援助はいっさい受けずに貧乏暮らしをし、何の保証もコネもないお笑いの世界に飛び込んだのだ。 彼女の名はいとうあさこ。 何もかも親がかりな二世タレントとは真逆の生き方をしていると思う。 さて、彼女が無名時代に、日本テレビ「進ぬ!電波少年」の「電波少年的15少女漂流記」という企画に参加していたことを最近知った。 「15少女漂流記」という企画は、名前だけ聞いたことがあった。 まぁ、無人島で15名の少女が暮らしていくという企画なんだろうなぁ、と当時も思っていた。 が、調べてみるとそんな単純な話ではなかったようだ。 早い話が、無人島での暮らしは、踊りを間違えたことに対する罰ゲームだったのである。 必然的に罰ゲーム決定となるようにわざとややこしく作られた歌と踊りを、必死で彼女らは覚えたのである。しかしやはり誰かが間違え、無人島行きとなる(もともとそう仕向けられていたワケだが)。 この15人は、タレントやお笑いの卵たちで、最終的には無人島で8人が生き残った(リタイアしなかった)。 やはり根性娘のいとうあさこは残っていたし、あと森三中の黒沢も残っていた。この2名がのちにテレビでもメジャーになっていくが、それ以外のメンバーは見事に消え去った。いとうと黒沢だって、この番組のおかげでメジャーになったわけではない。 しんどい思いだけして、ホントにお気の毒としか言いようがない。