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男が惚れるサッカー選手

「男が惚れる男」と言えば、高倉健、松田優作、矢沢永吉あたりが浮かんでくる(ちと古い?)。 旬な男で言えば、サッカーの本田圭佑選手も当てはまるんじゃなかろうか。 「男が惚れる男」は、チャラチャラ、ヘラヘラしないってのが鉄則だ。 本田もめったに笑わない(幼い頃、両親が離婚したことも影響してんのかな)。 しかし結果はきちっと残す。 そして数々のテレビ出演のオファーを、ことごとく断る。 もうすでに結婚しており、いろんな女と浮き名を流すことはない(武田修宏とは大違い)。 中田ヒデと似ている気もするが、実は違う。 中田は「おしゃれ」な自分を演出し、過剰にアピールするところがあった。 そこがチャラいと言えばチャラい。 本田の方が、男からの惚れられ度は高いのではないか。 いや、待てよ、こういう雰囲気の男って、女からも惚れられるんじゃね? 要するに「男らしい」ってことで。 ところで、アジアカップ優勝バンザイ。 PKとかにならなくて良かったよ。 通常の流れの中、美しいシュートでゴールを決めることができて良かった。 サッカー選手って声の高い人が多くない? 本田もそうだし、ゴールを決めた李もたいそう高くてズッコけちゃったわよ。

大切なことはこのドラマでは何も教えてくれない

ドロドロしたドラマは嫌いなほうではない。 なので「大切なことはすべて君が教えてくれた」をちょっと観てみた。 何だかチグハグさばかりが際立つドラマだった。もう次回からは観ないだろう。 初回の視聴率もすこぶる悪かったらしいね。 何てったって、主演の2人(戸田恵梨香・三浦春馬)の年齢が若すぎる。 別に新卒の先生という設定ってワケではないんだろ? どちらも先生には見えない。まだ小学校の先生ならわかるが、高校の先生だろ? 雰囲気が生徒と大差ないもん。制服着てるか、着てないかだけの違いで。 三浦春馬にいたっては、まだ20歳だぞ? 大学も卒業していない年齢だ。ふさわしい俳優が他にいくらでもいるだろうに。 戸田恵梨香は、パーマが似合ってないね(笑)。 そして沢尻エリカ、上野樹里とともに「3大若手性悪女優」と呼ばれているだけあって(ホント?)、顔つきに険が出てきたね。意地悪な役ではないのに意地悪そうに見えるので、感情移入できない。視聴率が悪いからまた現場で八つ当たりするんだろうなぁ。 何か完全なミスキャストって感じ。 主演の2人には華がないし。戸田恵梨香は、脇役で光るコなんではないかと思う。 「SPEC」でも主演したらしいが、ああいった刑事ドラマと今回のようなドラマではまた違うと思うし。 ストーリーもなぁ、先生が生徒と関係を持ったかと思えば、先生同士が恋愛してるし、生徒同士もヤッちゃうし、何かもうお腹いっぱいだ。学園ドラマなのにモラルもくそもあったもんじゃなく、「性」ばかりがクローズアップされている。9時台にやるようなドラマかぁ? 女子生徒のスカートも異様に短くて、そっち系の商売女みたいだし。 月9ドラマってキャスティングで持ってるようなもんだろ? 視聴者も、内容は二の次ってカンジで、キャスティング次第で「観る、観ない」を判断するようなミーハーが多い。結局今回はキャスティングでこれらの人たちを引きつけることができなかった。かといって私のような内容重視派が観ても、「え??」って思うようなドラマだったのだから、お先真っ暗かもしんないな。 まだ、主演の教師役を30代前半ぐらいの役者にキャスティングしていれば、幅広い年齢の人が観たかもしんないね。20歳と22歳の役者が教師役で主演している高校のドラマなんて、せいぜいその辺の年齢までの人しか観ないよ。

見直した芸人と見損なったプロレスラーと

「どうしてこの人が『吉本男前芸人1位』なんだろう?」という思いしか抱いてなかった…ライセンスの藤原には。 それが、今回のドッキリ番組「パニックフェイス」で彼を見直すこととなる。 思わず「エライ!」って言っちゃったもんね。 美人のメイクさんが藤原にメイクしながら、いきなり頬と首筋にキスするのだ。その段階では藤原も「けったいなことするやっちゃなー」ってカンジで、驚きながらも面白がってた。でも「目をつぶってください」(←いかにも唇にキスしようとするカンジ)と言われた藤原は、諭すように「仕事しましょーよ」ってなことを言い、それでも「目をつぶってください」と言われ、「じゃ、何をするつもりなんか言えやッ!」とキレた。 他に2名、同じ手口でダマされた男性タレントがいるが、2人とも鼻の下伸ばしてデレデレしていた。何とも情けなかった。 この台本を作った人は、ターゲットが「キレる」ということは想定してなかったハズだ。 「喜ぶ」もしくは「とまどう」…この2つのリアクションしか考えてなかっただろう。 何てったって仕掛け人が「美人」だから。 でも普通、初対面でいきなりキスしてくるって、相当失礼だし問題行為だろう。 もし男性が女性にやったら、犯罪だろうし(ま、逆もそーかもしれないが)。 でもその点は見逃されるのである。何てったって仕掛け人が「美人」だから。 しかもこのメイクさん、仕事ナメてるわけで…。常識人ならそのテには乗らない。 藤原の怒りはもっともなのである。 一方、先週の佐々木健介はヒドかったなぁ。イメージダウンだ。 「女房(北斗晶)が暴行事件を起こした」というドッキリなのだが、証拠(暴行時の映像)もあるのに、警察やケガをした被害者に対して「ナメんなよ、コラァ!」などと恫喝するのだ。 スタジオでは「麗しき夫婦愛」ってなカンジでまとめようとしていて、気持ち悪かった。 でも私は「あぁ、この人は、我が子が学校で悪いことをして、先生からその報告を受けると逆ギレするような、モンスターペアレントなんだろうな」って思った。 家族愛も行き過ぎたらハタ迷惑だ。

スピッツ研究報告~その2~

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以前にも書いたことがあるのだが、ここ10年のスピッツのシングルの選曲には少々首をひねってしまう。彼らが選んでいるのか、はたまた第三者なのかはわからないが。でも何となく彼らって、シングルをそんなに重要視している気がしない。大してヒットを狙っているとは思えないのだ。 あくまでも個人的見解であるが、「スカーレット」以降がちょっとね…。「スカーレット」から現在の「シロクマ/ビギナー」までで、シングルにふさわしいと思うのは「魔法のコトバ」ぐらいかなぁ。あの黄金期に「魔法のコトバ」をリリースしていたら、大ヒットしていたと思う。「スターゲイザー」もヒットしたが、それは「あいのり」効果だと思うのよ。 以前ブログで、「『若葉』はもっとヒットしてもいーのに」って書いた。確かにいい曲ではあるが、シングルとしては弱いかな、とも思う。一方「群青」は、シングルで出たときに「えー、何でこの曲をシングルに!?」と思ったのだが、アルバムの中では割と光っている。スピッツの曲は、シングルで「え??」って思っても、アルバムの中では光るものが多い。でもどんだけアルバムの中で光っていても、シングルで「え??」って思われたら、その曲がシングルであることの意味がないんじゃないか(勝手なこと言ってんねー)。 さて「ロビンソン」以前はどうなのか。 今では有名となった「君が思い出になる前に」も「青い車」も「スパイダー」も、シングルに大変ふさわしい。リリースが「ロビンソン」以降だったら大ヒット間違いナシだ。「空も飛べるはず」も黄金期にタイアップで使われて、リバイバルヒットしたし。そう考えるとCDセールスってのは、リリース時期次第って面があるな。プリンセスプリンセスの「世界で一番熱い夏」も、ブレイク中に再リリースしたら大ヒットしたしね。同じ歌なのにね。世に埋もれている名曲ってたくさんあるんだろうな。 とにかく「ロビンソン」以前も、秀逸なシングルがゴロゴロある。あ、そっか、売れてない時期だったからこそ、キャッチーな曲で挑んでいたのか。 ところで、「君が思い出になる前に」よりも前にリリースされたシングル「裸のままで」は、有名ではないがキャッチーな曲で、これまたシングルにふさわしい。まだブレイク前だったので、売れなかったのがもったいない。

スピッツ研究報告~その1~

ここ3ヶ月でスピッツ関連のものに費やした額、14000円ほど。CD、書籍、DVDを購入。いや、別にホント、にわかファンではないんだってば。90年代からのファンだけど、2度目のビッグウェーブが来た感じかしら。少しだけ遠ざかりつつある時期なんかもあったからね。 いろいろと研究(?)していくうちに、彼らの歴史、想いなんかがよくわかった。その他、「アルペジオ」(何だか「カシオペア」みたいでキレイ)って言葉の意味を知ったり、「そもそもロックとは何ぞや」なんてことを考えてみたりして、私の音楽の知識もほんの少~し増えた感じ。 彼らが重要視しているものは「アルバム」と「ライブ」。商売根性はなく、自分たちの音楽を愛してくれている人に対して「ステキな楽曲を届けたい」というシンプルでひたむきな想いがある。大変律儀な面もあり、「ロビンソン」ブレイク前には、一生懸命関わってくれるレコード会社や事務所に対して恩義を感じ、「売れないままだと申し訳ない」と思い、あえてキャッチーなアルバムを出したりした。 もちろん恩義だけで、売れ線を意識した楽曲を作ったわけではない。彼らはこよなく音楽を愛しているので、大好きな音楽が続けられなくなると困る、という思いもあった。しかし「ロビンソン」で大ブレイクし、その後出すアルバムも次々大ヒットするのだが、彼らとしては戸惑いの方が大きかった。「ロビンソン」以前に出された「空の飛び方」というアルバムのセールスぐらいが、彼らにとってはちょうど良く、大満足していたからである。 スピッツのことを「落ち目」とか「過去のバンド」と抜かすバカがいるが、決してそーではない。今でも、ライブのチケットはなかなか入手できず、アルバムを出せば必ずチャートの上位に食い込む。さすがに一時期のような、「シングルやアルバムを出せば全てミリオンセラー」というような状態ではないが(あのときは、時代が時代だったし)、本人たちもその現象を「スピッツ・バブル」と呼んでいるように、その状態が異常だったわけである。「そもそも自分たちの音楽は、万人受けするような、メジャーな音楽ではない」とのこと。要するに今は、にわかファンが一掃されて、真のファンが残っている状態なのではないか。それは、スピッツにとって喜ばしい状態なのである。 大ブレイクしちゃうと、余計なものまでついてきちゃうからね。だからスピッツはブレイクして戸惑

性悪女同士の戦いの結末

麻木久仁子が芸能活動無期限休止だそう。 これで大桃美代子の思惑通りとなった。 年末の会見で大桃は、「こんなに大騒ぎになるとは思っていなかったんで…」などと困惑気味に言っていたのだが、とーんでもない。それこそが狙い。中学生じゃあるまいし、こんなことをツイッターでつぶやいて、騒ぎにならないと思ってる方がおかしい。それが証拠に、会見で「実はあの2人は結婚していた」などと暴露までやってのけている。騒ぎが想定外だったのなら、「麻木さんにも多大なご迷惑をおかけして…」と謝罪して終わるだろう、普通。 騒ぎを起こして、復讐してやりたかったのだ。 そうして復讐は遂げられた。麻木は全てのレギュラー番組を降板した。女性週刊誌でも叩かれまくっている。かなりのイメージダウンらしい。特に女性からの反発がすごい。 イメージダウンて…もともと私、麻木久仁子にいいイメージ持ってなかったし。 あの負けん気の強さが苦手。ギャーギャーうるさいし。 大桃美代子もなぁ…昔、明石家さんまと「明石家電視台」という番組で司会をしていたのだが、ある日突然降板し、後でさんまが「ワケのわからんことをぬかす女やった…」的なことを言っていて、「あぁ、実はややこしい女なんだなぁ」という印象を持っていた。 だから今回の件でさんまは、麻木の肩を持ってたよ。 この件の登場人物には、同情できる人物が1人もいない。それがスゴイ。3人ともヘンな人。 しかもまったく過去の話なわけで、腹いせでこんな下世話な話を聞かされる視聴者の身にもなってくれよ。こんなにどーでもいい芸能ニュースってあるだろうか。 (どーでもいいって言いながら)麻木がここまでのイメージダウンを引き起こした理由を列挙しようと思う。何も「不倫」ってことだけが理由ではないと思うのである。 ・会見に弁護士を連れてきた計算高さ、用意周到さ。 ・「あちらの結婚生活はすでに破綻していたので、不倫ではない」と言って、独自の「不倫」の概念を展開した上で自己弁護に終始した、その往生際の悪さ、強情さ。 ・「私も金銭的に援助して疲れてしまった」と言って、自分に降りかかってきそうなバッシングの矛先を山路氏に向けるためにのぞかせた被害者ヅラ。 ・実は結婚していたのに「おつきあいをしていたのは事実です」と、世間についた大ウソ。 やり方次第では麻木派を増やせたかもしれないのにね。

お笑いの実力、見せてもらいました

今回の「笑いの祭典 ザ・ドリームマッチ」の優勝者は、珍しく私が「面白い!」と思ったコンビだった。最後まで観なかったので、優勝コンビは後で知ったんだがな。 それまでの優勝コンビ(ベストカップル賞)は、ことごとく私の予想を裏切った。 「えーッ、あのコンビの方が絶対面白かったのに!」って毎回思ってた。 やっぱ松ちゃんや浜ちゃん、志村けんなんかが出ると、その人たちを優勝させちゃうしさ、面白くなくても。 「M-1」優勝者のうち芸能界で活躍しているのはサンドウィッチマンまで、と言われている。 それ以降のパンクブーブーなんかがパッとしないので、紳助が危機感を感じて「M-1」を終了させた、とも言われている。 彼らだってかわいそうなんである。 漫才の腕があっても、それを披露する場が極端に少なくなっている。 フリートーク番組全盛という稀有な時代。本来なら「芸があってなんぼ」のハズなのだけど。 話を「ドリームマッチ」に戻す。 「M-1」で優勝したことのある者同士の、フットボールアワー後藤とサンドウィッチマン富澤がコンビを組んでいた。 このコンビの漫才が絶品だったのである。 漫才っていいもんだな・・そう思えた瞬間であった。 そして改めて「M-1」の優勝って価値あるもんなんだな、とも思った。 「M-1」で優勝する人たちってやっぱりスゴイんだな、と。 あんまり漫才に夢中になることってないけど、このコンビの漫才だけは引きつけられちゃった。 そして優勝しちゃったらしいね。 笑い飯が嫌いなわけではないけれど、やっぱり「Wボケ」より、漫才の王道の「ボケとツッコミ」ってのがいいなぁ、と。スピード感のあるかけあいがね、やっぱ心地いいのよね。 あと意外にも面白かったのは、サバンナ八木とピース又吉のコンビ。 お笑い的にダメダメな印象の八木が台本を考えたらしいのだが、結構良く出来ていて見直した。 フィーリングカップル形式でコンビを決めるときに、誰からも「コンビを組みたい」と思われなかった人には見えなかった(笑)。