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9月, 2012の投稿を表示しています

『HEY!HEY!HEY!』が終了するんだって

番組が打ち切られる前ってのは、迷走しだすんだよな。 あれやこれや手を出して、ジタバタすんのよ。 この『HEY!HEY!HEY!』も同じ。本筋とはかけ離れた内容がどんどん多くなっていった。 お笑い芸人を呼んで何かやらせてみたり、昔の映像を垂れ流してみたり(『うたばん』の打ち切り前もそんな感じだったなぁ)。しまいにゃ「面白いネット動画を観ましょう」的なコーナーまで出来て、断末魔の様相を呈していた。 しかし、『HEY!HEY!HEY!』の終了には、それなりに感慨深いものがある。 当初はなかなか画期的な番組だった。司会のダウンタウンがゲスト歌手に媚びずに、自分たちのペースにどんどん巻き込んでいくのだ。当時のダウンタウン人気とJポップ人気との相乗効果で、たちまち高視聴率番組となっていった。 音楽番組の危機を迎えるのは今回で2度目である。 『HEY!HEY!HEY!』が始まる4~5年前(89年~90年)、歴史ある2大音楽番組が消滅した。『ザ・ベストテン』と『夜のヒットスタジオ』である。 その理由を私はこう考える。 結局80年代の音楽番組は、どんどんアイドル歌謡中心になっていった。 アイドル歌謡に夢中になるのは若者である。しかし若者というものは移り気だ。 バンドブームが起こると、そちらに流れていってしまった。 ロックバンドの活動の中心はテレビではなくコンサートやライヴである。 こうして、若者たちの音楽番組離れは加速していく。 80年代に隆盛を極めたアイドルたちも、20代の大人になっていき、一様に勢いをなくしていった、ということもある。松田聖子は海外志向のわけわからんカンジになっていき、中森明菜は自殺未遂にて活動休止、チェッカーズや光ゲンジの人気も下火になり、アイドル四天王(南野・中山・工藤・浅香)の人気も落ち着いていく。 かと言って、代わりとなる強力なアイドルは出てこず、世代交代が上手くいかなかった。 80年代末から90年代初めは「アイドル冬の時代」と呼ばれる。 アイドル不作の時代ということなのか、アイドルにとって不遇の時代ということなのかは不明。 ただ、そのきっかけは、さかのぼれば「おニャン子クラブ」にあるのではないかと思う。 おニャン子クラブのメンバーは80年代後半に、どんどんソロでレコードデビューした。 そもそもが、

『空も飛べるはず』が生まれた理由

スピッツに関する記事が100件になりました。わーい、わーい(何が?)。 よく、こんなに書けたもんだ・・・(しみじみ)。 でもね、スピッツに興味がない人も、ぜひこのブログのスピッツカテゴリーをのぞいてみてね。 「スピッツ」って言葉が入ってる記事というだけで、スピッツカテゴリーにボンボン放り込んでるけど、意外と他の内容がメインになってるものも多いからね(エヘへ)。 さて今回は、そんな100回記念にふさわしい内容を(ホンマかいな)。 ドラマ『白線流し』の主題歌としてリバイバルヒットした『空も飛べるはず』。 しかしこの曲、元々は別のドラマ主題歌になる予定だった。 マサムネ氏がそのドラマのシナリオを読んで、イメージをふくらませて作った曲なのだ。 ・・・なんてことは、知っている人も多いと思う。 しかし、そのドラマが何であったかを知っている人は少ないのではないか。 著書にてマサムネ氏曰く「結局、そのドラマは主演俳優が主題歌を歌うことになり、タイアップ話しは流れてしまった」・・・私、ず~っと知りたかった、そのドラマが何なのかを。 90年代は、主演俳優が主題歌を歌っているドラマが意外と少ない。 そんな中、時期的にも合致しているのは、三上博史主演の『適齢期』とかぁ?? 私、観たことないけど。何かタイトルからして『空も飛べるはず』とは合わないような・・・。 「ちげーよッ、幡!」って方がいらっしゃったら、ご一報を。 あー、記念すべき100回記念(←大げさ?)に、玉虫色の内容書いちゃったよぉ~! それにしても、せっかくシナリオ読み込んでイメージをふくらませて作った曲が、そのドラマには起用されず、別のドラマに起用されてそのドラマのイメージにピッタリだったなんて皮肉だね。 もはや『白線流し』のために書かれた曲みたくなってるもんね。

上戸彩がアイドルグループにいた時代

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上戸彩がEXILEのHIROと結婚した。んなこたぁ、どーでもいい。 私が気になったのは、かつて上戸が所属していたというアイドルグループである。 HIROが彼女らにダンスを指導していた。それが2人の出会い。 そのアイドルグループ、「Z-1」という名前らしい。 ←ほれほれ、スピードみたいだろ? ちょうどスピードの全盛期の頃にデビューしている。 そしてこれ↓が歌&ダンスの映像。いろんな意味で完成度は低いかもね。   それにしても、なんちゅー靴はいてんの? そして彼女たち出演のCMがこちら↓。 l あぁ、グループの中の一人の容姿に、異常に磨きがかかってしまったパターンだな。 完全に「上戸彩 with Z-1」になってる。 これじゃ他のメンバー、面白くないわな。 結局このグループ、上戸彩のソロデビューをきっかけに解散している。 ・・・あれー?何か今日のブログ、「上戸彩祭り」みたいになってんな(笑)・・・ 90年代末から2000年代初頭にかけて、こんな感じのグループがウヨウヨ出てきてた。 そんな中、私のイチ押しは「EARTH」というグループだった。↓この曲も好き! スピードと宇多田を混ぜ合わせたような感じだったわね。完成度高いわ。 両端(特に左)のコたちの歌唱力が並外れているために、真ん中のコよりもソロパートが多くて、真ん中のコの存在が中途半端になってるのは、当時も気になってた(笑)。 この時代のグループのコたちが、今のAKBもどきのグループのコたちと違う点は、グループごとに実力の差こそあれど、基本的に「プロ志向」だったってことだ。 今はいかに素人っぽく見せるか(男を萌えさせるか)ってことに重点が置かれてる気がする。

マサムネ氏とかぶるキャラクター

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さ、WOWOWを観れなかった人、これ↓をご覧あれ☆(うp主さんに感謝!) 多分これすぐ消されるよ~。 いや~、相変わらず上手いなぁ。CDと一緒だもんなぁ。 テツヤ氏、太った? 実際の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に関する報道が、ダイジェスト映像とともにメディアで流れてたけど、何故かスピッツだけはスルーだったのよね。多分、映像を流すのを許可しなかったんだろうね。                                 この映像のマサムネ氏、何かに似てると思ったらスナフキンだった(笑)。 スナフキンって、自由と孤独と音楽と旅を愛する男なのよね…ん、似てる。 スナフキンが残した数々の名言もまた、マサムネ氏の言いそうなことだったりする。       ↓  ↓  ↓    ・生き物にとって自然に振る舞うというのはとっても大事なことなんだ。 ・僕は世の中のこと全てを忘れて暮らせたらどんなにいいかと思ってるんだ。 ・僕のものではないよ、だけど僕が見ている間は僕のものなのかもね。 ・僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。 ・ものは、自分のものにしたくなったとたんに、あらゆる面倒がふりかかってくるものさ、運んだり、番をしたり。 ・有名になることなんてつまらないことさ。はじめはきっとおもしろいだろう。でもだんだんなれっこになって、しまいにはいやになるだけだろうね。メリーゴーランドに乗るようなものじゃないか。 ・何でも自分のものにして持って帰ろうとすると難しいものなんだよ。僕は見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときにはそれを頭の中へしまっておくのさ。 ・この世には、いくら考えてもわからない、でも長く生きることでわかってくることがたくさんあると思う。君たちも大人になればわかるさ。ある意味で、大人は子どもよりも、もっと子どもみたいになることがあるんだよ。 (←興味を持たれた方はを コチラ をどーぞ)

AKBではお姫様扱いだったのにね

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「尻丸出し お姫様だっこ」って、どういう状況だよ!?って思ってた。 何でお姫様だっこで尻が丸出しになるのか。 パンツが見えるという状況は想像できるが、「尻丸出し」て…。 写真で確認して、納得した。こりゃ「尻丸出し」だわ。 ってか「お姫様だっこ」じゃねーわ、ありゃ。 前田敦子と佐藤健のスクープ写真のことね。 それにしてもアバズレみたいなカッコしてんなー、前田。 そしてベロンベロンに酔っぱらってるのが、写真だけでもわかる。 そして佐藤健が前田を抱きかかえているわけだが、いやー、「抱きかかえて」というよりは「運搬して」というカンジ。そこには愛情のかけらも感じられない。人間の心さえないカンジ。 普通「お姫様だっこ」って、男性の胸付近で抱えるものだと思うのだが、佐藤は前田を随分下の方で抱えているのである。それで前田の身体が大きく屈折する形となり、尻がベロ~ンと。 男が女を「モノ(あるいはゴミ、虫けら)」扱いしてないと、なかなかこのようなスタイルにはならない。あるいは、男の力が無さ過ぎて(あるいは女が重すぎて)下の方にダラ~ンとなっちゃってるのか。 ま、いずれにしても、双方にとって何のメリットもない、いやデメリットばかりのスクープ写真だ。 ①男に「モノ扱い」されてるミジメな女 ②女を「モノ扱い」しかしない冷酷な男・・・どっちもなぁ。 あるいは、③体力無さ過ぎ男 ④体重重すぎ女・・・どっちもなぁ。 こんなにエヅラの汚い「お姫様だっこ」ってあんだな(もはや「お姫様だっこ」じゃねーしな)。 前田敦子って、AKBにいる時はスキャンダルらしいスキャンダルもなく、「プロ意識」の高い子なのかな、と思ってたけど、今回の件は、これまでの欲求不満が爆発ってことなのかしら。 卒業と同時に、こんなパンチの効いたネタを提供しちゃって…ってか、今までだってスキャンダルがもみ消されてただけかもしんないしね。 佐藤健もさ、先日バラエティー番組で、佐藤に迫るIKKO(←オカマ)に対して露骨にイヤがる態度を取ってた。バラエティーなのに。ケダモノ見てるような目つきだった。 何か、そーいう人なのかもしれないね。 佐藤の中では前田もIKKO も同じなのかもしれないね…「うぜーな」みたいな。 ↑ま、AKBヲタにはこんな男は少ないだろーから、前田も夢中にな

「整形否定ネタ」が売りのタレント

アイプチって、いつからメークの扱いになったの? 「彼女は整形をしていない。アイプチをしている程度だ」みたいな記述を何度か目にするの。 アイプチって整形じゃんッ!整形手術ではないけど、整形じゃんッ!…って思うワケ。 もしかして「整形」って「整形手術」の略でしかないの!? だとしたら確かにアイプチは整形とは言えないけど。 なんかさー、「アイプチ問題」もそうだけど、そこらへんのボーダーラインがファジーになってる気がすんの。(あ、どーでもいいっすか) 例えば、「すっぴんを公開します」っつって得意気にテレビやブログで素顔らしきものをさらしてる女性芸能人がいるけど、黒目がデッカく見えるカラコンや、まつ毛エクステをしている人もいるし、目の周りや眉にアートメークを施している人までいるのだ。 「すっぴん」って、そーいうモンじゃないよな? ほんとファジーになってるゼ。 そんな「ニセすっぴん」、見せなくていーから。 ってか、「マジすっぴん」も別にいらねーわ。 さて、私が3年前のブログ(おこりんぼ日記2)に書いていた記述の一部を読んでほしい。 先日ダウンタウンの番組に、私の知らない女性タレントが出演していた。 でももう顔と名前はバッチリ覚えた。 とってもとっても印象的だったので。 早い話が、目、鼻、唇、アゴ…全て整形なのである。 わからん人にはわからんだろうが、かなり人工的な顔で私はギョッとした。 この人、何一つ原形をとどめていない…。 どうやらグラビアアイドルらしい。 ということは、豊胸もやってるな。 芸能人って、いじってない人の方が少ないのかな、やっぱし。 さてこの女性タレント、誰のことかおわかりだろうか。 3年前は無名タレントであったが、今は3流タレント(!)としてテレビにもちょこちょこ出ている。 これは、最近バラエティー番組で「衝撃のすっぴん映像」が流された手島優のことなのだ。 「衝撃のすっぴん映像」って、「美しくて衝撃」という意味と、そうじゃない意味があると思うが、彼女の場合後者だ。 そして一部では「やっぱり手島って整形じゃなかったんだな」という声まで上がっている。 私は、その意見には賛同しかねる。なぜかと言うと、その映像の中の手島は、まさに「ニューハーフの休日」そのものだったのである。 どういう意味か。 ニューハ

二宮の未来を乗せたクルマ

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一時期、嵐の二宮が、役作りもあってか金髪にしていた(今は知らない)。 その上、確かパーマをかけていたこともあった。 何かデーブスぺクターのようだった。 そーいや、顔つきも「悪いネズミ」みたいでどことなく似ている(笑)。 その髪型、それはそれは似合ってなかった。顔立ちが和風だからね。 それなら坊主頭の方が似合うでしょ。戦時中の青年役なんかがピッタリの男だよ。 昔から思っていたのだが、嵐のメンバーは皆、派手な茶髪が似合わない(金髪なんて論外)。 でも今の松潤の髪色は、意外といんじゃね? 随分ソフトに見える。 『24時間テレビ』で、松潤が素人のおじさんに「あれー?テレビで観るより顔が濃くないね」って言われてた。おじさん、合ってるよ。おじさんの抱いてた松潤像は、黒髪&黒眉のはずだからさ。やっぱそれだと濃くなりすぎんのよね、彼の場合。 話が松潤に移っていきそうだが、今日の話題は二宮だ。 二宮の日産CMについてだ。 別に二宮ファンでも何でもないんだけど、ついこのCM↓観ちゃうのよねー。 まずね、最初のシーンで「お、この髪型いーじゃん」と思うの。 そして次のシーンで、「わ、黒髪に短髪、やっぱこういうのが二宮には似合ってる」と思うの。 そして次のシーンで「あ、眼鏡もイケてる」と。 そして最後、全身が映ったときに「この服、二宮に合ってんなー」と。 何かねー、二宮を存分に輝かせてるCMだと思うの。表情もいいしね。 ただ「僕もいつかは結婚したり、家族が増えたりするのかも」ってセリフが、未来を想像する20歳ぐらいの子のセリフに聞こえんでもない。彼、そろそろ30なんスけどね(笑)。

ベストを出したコブクロと森高

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コブクロが復活した。                     活動休止中にいっさい会わなかったという2人。 やっぱ仲が悪いのかなぁ。 私はコブクロが好きでも嫌いでもない。 が、唯一「嫌い」だと言い切れる点が実はひとつだけある。 活動再開と同時にリリースしたベストアルバムを引っ提げ、現在いろんな番組に出演している2人。その番組でのフリートーク中に繰り広げられる「かけあい漫才的なやりとり」に、どーも私は眉をひそめてしまうのである。 申し訳ないが、素人大学生が学園祭で披露している漫才のように見える。 しかも、「オモシロ」を自認しているタチの悪い素人ね。 あぁ、ライヴなんかに行ったら、MCでこういうやりとりを延々と見せられるんだろな。 もちろんそんなMCを楽しみにしてるファンもいるんだろーけど。 さてベストアルバムと言えば、森高千里もどーゆうワケだか出しちゃった。もうほっとんど歌手活動してないよねー?? 上手い具合に芸能界に生息できているな、と思う。 低俗なママタレより、ワンランク上の地位を保ってるとも思う。 それなりのステイタス感、漂ってる。 スキャンダルとも無縁。 それなりに素敵な夫婦、家庭円満ってなイメージでここまでやってきた。 キレイめのCMや雑誌に活動の重きを置いて、家庭にしわ寄せがいかない程度に働いている。 オイシイ・・・何てオイシイんだ! ところで、かつての森高千里のことを「アイドル」として語る記事が多くて驚いている。 私は森高を「アイドル」だと思ったことはない。「アーティスト」とも思ったことがない。 きわめて独特な存在としてとらえていた。ある種「キワモノ」的な…。 自作の歌詞やタイトル、衣装や振り付けが、かなり個性的だったわね。 やがて見かけがどんどんナチュラルになり、↓このような曲も増えてきて、ようやく私は森高を「歌手」と認識するようになる。 このPV、不思議なのよね。 歌番組で歌ってるようなPVなの。何かもったいない。 せっかくなんだから海を舞台にしたようなPVにすりゃいーのに。 ベストアルバムは出したものの、現在ほとんど歌手活動をしていない森高に、せっかく貼っつけていた「歌手」というラベルが私の中ではがれてしまって、結局今は「ラベルなし」の状態なんである。

眞鍋が菊川に勝っている点

眞鍋かをりは菊川怜の存在を意識してきたと思う。 眞鍋は「いつかキャスターの仕事がしたい」と言ったことがある。 ちょうど菊川が『バンキシャ!』のキャスターを始めた頃だった。 その時、「あぁ、菊川のようになりたいんだな」と思った。 芸能界の立ち位置として似ている部分はある。 2人とも、女優でも歌手でもない。「タレント」という呼び名がピッタリの芸能人である(←皮肉)。 それもちょっとスタイルが良く高学歴のタレント。 でもやはりどうしても眞鍋の方がどこか少しタレントとして「下品」なのである。 「下品」と言ったら言葉が悪いので、「世俗的」「大衆的」とでも言っておこうか…。 そして2人とも国立大学出身だが、やはり菊川の「東大」というインパクトにゃ、眞鍋は勝てない。菊川は、まさに「東大出身」ってだけで、『バンキシャ!』のキャスターの座を射止めたと言っても過言ではない。 芸能界の立ち位置として似たようなジャンルに身を置きながら、芸能人のレベルとして眞鍋は菊川よりいろんなところがちょっとずつ劣っていたのだ。 先日『リンカーン』という番組で、クイズ企画をやっていて、ゲストがチームで分かれていたのだが、眞鍋は優木まおみ(←こいつも似たようなモン)と組んで「高学歴タレントチーム」となっていた。結局未だに眞鍋はそういうレベルから抜け出せないでいるのだ。 余談だが、その企画、「高学歴タレントチーム」以外にはミソノと芹那の「アイドルチーム」(なんでミソノがアイドルやねんッ!)、益若つばさと鈴木奈々の「モデルチーム」(なんで2人ともチンチクリンやねんッ!)という、突っ込みどころ満載のチーム編成ではあった。 菊川は、もうそういう「高学歴タレント」的なレベルからは脱している。 『バンキシャ!』のキャスターをし、それを降板させられた(?)あと、またそういうレベルに戻るのかな、と思いきや、今度は『とくダネ!』のキャスターに抜擢だ。 あぁ、何と言う皮肉! 『とくダネ!』は、眞鍋がコメンテーターとしてかねてから出演している情報番組なのだ。 ここでも差をつけられている、というワケ。眞鍋の悔しさが手に取るように分かる。 「なぜ、あの女は私の叶えられないことを次々とやれちゃうのだ!? しかも『とくダネ!』歴は私の方がうーんと長いんだよ!?」と。 菊川がコメ

娘に流れる「トシちゃんイズム」?

何だか細木数子がつけたような名前である・・綾乃美花。覚えにくいなぁ・・。 あの人、嬉々としていろんな芸能人の名前を改名してたけど、センスのいい名前ひとつもなかったもんな。しかも運気が上がらない上がらない。 その綾乃美花が『行列のできる法律相談所』にゲスト出演していた。 そこで私は奇妙な光景を目にすることになる。 誰かが彼女にお父さんのことを尋ねると、彼女は「ヒミツ」などと書かれたマスクをかけるのだ。 ひゃ~、何じゃそら。そういうことをしていくのね、今後。 ビミョ~。 彼女の本名は田原可南子。 そう、田原俊彦の娘。 ミスマガジンコンテストの選考段階ですでに「トシちゃんの娘」として話題になり、準グランプリに選ばれた時のインタビューでも、グランプリの子そっちのけで彼女に質問が集中。 もちろんお父さん絡みの質問。そのときは嬉しそうに答えてたのにさ。 「もう決まったらこっちのモン」で、気に入らない質問には答えないってか? ま、トシちゃんから「オレのことはいっさい話すな」って言われてるのかもしれないけどね。 でもさ、コンテストの途中でトシちゃんの娘だと明らかにされてるわけで、やはり話題性もあって準グランプリに選ばれてると思うんだよね。 お父さんのことばっか聞かれてイヤなのもわかるけど、あのマスクはないよなぁ。 マスコミ、敵に回してるようなもんだ。それって昔の父親と変わんねーじゃんよ(笑)。 ま、「マスクキャラ」を売りにするつもりならいーんだけどよ(?)。 ま、今はとにかくしょーもない二世タレントがウヨウヨいるから。 「喜んで親のこと話しますよ~~!」みたいな。 ってかそれしかないのよ、芸能界での存在意義が。 「有名人の子ども」っていうことだけしかないの。 大体が「しょーもないタレント」の二世ってことで、しょーもなさも倍増だ。 そんな奴らばかり集めてスペシャル番組やってたりする・・趣味ワルー。 ホントは芸能界にいちゃダメなんだけどね。そんなことだけでいちゃダメだ。 この人たちって、テレビに出てなかったら、就職もせずに(できずに)親のカネで遊んで暮らしていく人たちなんだろな~と冷めた目で見てしまう。 その人たちが綾乃みたいなマスクつけてごらんなさい。 もう何も番組に呼ばれなくなるから。だってそれしかないんだもの、

家庭での佐藤部長はこんな感じ

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女性は踊らされ、男性は妄想を抱く…そんなCMなのだ、トヨタ『マークX』のCMは。 あたしゃ女だが、絶対踊らされないよ。「うへ~ッ、勘弁してくれ~ッ!」って思う。 でもこのCMを観た女性の多くが、「こんなカッコいい上司がいたらなぁ~」と思い、「理想の上司アンケート」に佐藤浩市の名前を挙げ、しまいにゃ「佐藤浩市、カッコいいよねぇ!」などと女同士で盛り上がる…完全に踊らされてるのだ、CMに。 男は男で、キレイな女性の部下に熱い視線を送られる男性上司(佐藤浩市)に自分を重ね合わせる…「いつか、オレだって。とりあえず次の車は『マークX』にしとくか」みたいな(笑)。 このCMは数年前からいくつものバージョンがあって、なかなかの人気CMなのかもしれない。 そしてどのバージョンでも、佐藤部長は女性部下から熱い視線を送られるのだ。 いくつか取り上げよう。 ①取引先に赴き「申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げる佐藤部長。 帰りの車中で女性部下曰く「今日の部長、頭下げすぎでした・・・でも素敵でした」。 ②女性部下が提出してきた企画書を「これで満足してんのか」と突き返す佐藤部長。 夜遅くまでかかって練り直す女性部下。そして再度提出された企画書を見て「できると信じてたよ」と笑顔の佐藤部長。女性部下の心の声は「いつもは厳しい人なのに、あの笑顔は・・・ズルイです」。 ③何かの商談に失敗した様子の佐藤部長。 女性部下の心の声は「全力で負けたアナタは、全力で勝った時と同じくらいカッコ良かった・・・」。 ッかー!!どう転んでもカッコいーんだ、佐藤部長! ぜってー女性部下と男女の関係になるね。どの女性部下もね、オス見る目線なのよね。 ちょっとずつ突っ込ませてもらおう。 ①「頭下げすぎです」と言った時点で、普通なら上司から「バカヤロー!頭下げるのが仕事だろがッ」とキレられるのがオチ。 ②ツンデレ系ね。DV男から離れようとしない女の気持ちに似ている。でもなぁ、普通は、やり直しをさせる時に「お前ならできると信じてるから」というもんじゃないのか?それでやる気にさせるよなぁ?あとで「できると信じてたよ」なんて、そんな今さら…。ただ単に企画書の出来栄えに機嫌良くしただけなんじゃね? ③結局さ、①もそーなんだけど、そんなにヤリ手ではないんかなー、佐藤部長(笑)。

スーパーアイドルに備わっている能力

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←私が今までで一番読み返したことのある本と言えば、これになるだろう(恥ずかしながら)。 今年は中森明菜がデビュー30周年の節目らしい。 しかし活動は休止されたままである・・・多分もう、ずっとこのままではなかろうか。 少なくとも、歌声にはいろんな意味で期待できないと思う。 特に彼女の全盛期には、歌唱力を評価する声が多かった。 私にはそれが解せなった。下手だとは思わないが、上手いとも思わなかったから。 かつて山下達郎は、自分の女房(竹内まりや)の曲を明菜が歌うのを聴いて、彼女の歌唱センスを批判したことがある。 その時、あながち私の判断は誤りではなかったな、と思った。 彼女に備わっているのは、歌唱力というより表現力なのではないか。 自分の世界を作り出すのに長けている気はする。 やはり歴代の女性トップアイドルと言えば、松田聖子・中森明菜・小泉今日子だと思う。 やや最初の2人が突出している気はするが。 そして個性バラバラなこの3人に共通していることがある。 いや、その共通点にこそ、トップにのぼりつめた理由があると思う。 それは「自己プロデュース力」である。 (これはあくまでも80年代前半の話として聞いてほしい。例えば、今の聖子のいわゆる「セルフプロデュース」の能力を、私は評価していないので) それが許される環境にあったということもあろうが、聖子も明菜もデビュー間もない頃から、ヘアメークや衣装、振り付けに至るまで、自分で決めてやっていたのである。 小泉今日子も、事務所の許可なく頭を刈り上げショートにして、ブレイクする。 「自分」というものをよくわかった上で、魅せ方も知っているということである。 ある意味冷静で、感性が研ぎ澄まされていなければならない。 ただただ事務所の敷いたレールの上を歩かされているようでは、アイドルとして先細りの運命なのかもしれない。 ただ、ミュージシャン系のアーティストは、売れだしてから「俺らのやりたい音楽はこういうもんじゃないんだ!」ということで独自路線に突っ走ると、自滅する可能性が高いので、事務所の言いなりになった方が賢明な場合もある(笑)。 ※関連記事↓↓↓ 40代になった「花の82年組」 聖子は売れず 明菜はキャンセル ディナーショー