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3月, 2015の投稿を表示しています

ビリギャルならぬ「ビリタク」だけは阻止せねば

走りの速さってのは、小・中学校では、男子にとって重要な要素である。 それがモテにつながったりもするし、遅ければ株が下がったりもする。 社会人になれば、何の意味もなくなることなんだけどね。 でも、昔の男性芸能人には、意味のあることだった。 テレビで、『オールスター大運動会』(夏は水泳大会)があったからねぇ。 男性アイドルに花を持たせなきゃならんらしく、お笑い芸人が1位を取ると、こっぴどく叱られたらしい。「お前が1位を取ってどーするッ!」ってね・・・理不尽だなぁ(笑)。 こういう番組で、昔のジャニタレも、運動神経の良し悪しを白日の下にさらされた。 「トシちゃんは走りも泳ぎも速いけど、マッチはそーでもない」みたいな。 しかし今のジャニタレは、そういう機会がないので、せいぜいダンスの上手さぐらいでしか身体能力を推し測ることができない。 ところが、白日の下にさらされる日がやってきたのである。 スマスマ初のスター大運動会SP。最初の種目はスマップ5人の50メートル走。 「スマップの最速男が決まるわけですが」というインタビュアーに対して、キムタクが「逆に今までこういう場がなかったのが不思議」的なことを言ってたっけ。 あ、走りに自信があるんだなぁって思った。 昔と違って今のジャニタレは、カッコ悪いところもさらけ出して人気を得ている部分も多い。 だから、足が遅いからと言って、昔ほどダメージを受けるわけではない。 たとえビリだったとしても、 中居→シャレになる、稲垣→シャレになる、草なぎ→シャレになる、香取→シャレになる あーッ!! 一人だけシャレにならない人物がいたよ・・・キムタクである。 ビリは絶対ダメだ。1位じゃなきゃ。せめて2位か。 でも、自信ありげに言ってたから大丈夫だろうな。 と思ったが・・・全然速くなかった。 横のレーンの中居も意外と速くなかったが、キムタクよりは速かった。 その中居がコケてしまうのである。 そのおかげで、キムタクはビリから免れるのであった。 1位でないなら「コケないとおいしくない」と考えたのか、キムタクをビリにさせないためだったのか、私には知る由もない。 ただ、キムタクが人気者になる前に『オールスター大運動会』がなくなってて良かったね、と思うばかりである。

茶のしずく女優が朝からお茶の間の顔に

『いっぷく』が、最初は『はなまるマーケット』風な内容だったのを、途中でワイドショー的な内容にチェンジしたにもかかわらず、結局視聴率がダメダメなまま打ち切りとなる。 で、その後の新番組に、引き続きトキオの国分を起用。 ・・・わかってないね。国分がダメなのにな。 事務所の圧力がキツくて、国分を起用せざるを得ないのかな。 で、一緒にMCするのが真矢ミキ。 真矢ミキ~ッ!? 何て唐突な人選なんだ!? どっから真矢ミキが出てくんだ? ・・・と思ったけど、ナゾが解けた。 事務所を、ゴリ押し専門のオスカーに変えたんだと。 あの事務所、タレントを番組(CM含む)にねじ込むのが得意だからなぁ。 真矢ミキって、事務所も変えるし、名前も変える(元は「真矢みき」)し、迷走してるな。 一時期、ドラマに引っ張りだこだったが、「茶のしずく」事件でイメージダウンしちゃって。 セリフの「あきらめないでぇ~」はインパクトあったからな。皆、マネしてたし。 人に「諦めないで」と商品を勧めておいて、自分は肌への被害が何もないっちゅー。 「使ってなかったんぢゃんッ!」 ってゆー。 いや、使ってた人で肌にダメージがなかった人もいるこたぁいる。 でも、真矢も肌にヒドいダメージを負い、「私もこんなになっちゃいました」と言えば、タレントとしてイメージダウンは防げたように思うが(笑)。 そして今、自分の新番組の宣伝のため、いろいろな番組に顔を出してる。 真矢と言えば、ドラマやCMでは、颯爽としてカッコいい「デキる女」風の役ばかり。 その先入観で、頭のキレが冴えわたるような、流れるようなフリートークを繰り広げることのできる人だと、勝手に思い込んでた。 ・・・それが、しゃべれない。 滑らかなトークができない。機転も利かない。日本語もところどころヘン。間が悪い。 どうでもいい話を長々とする。共演者がリアクションを取りづらいトーク内容。 聞いていられなかった。何かとってもしんどかった。口開くたびヒヤヒヤした。 「デキる女」とは程遠いカンジだった。何かをやらかしそうな「ドンくさい」カンジ。 「茶のしずく」とは別の意味のイメージダウンになりゃしないか。 番組がまだ始まっていないのに、番宣の段階ですでに辛くなっちった。 国分と一緒に乗り込んだ船がズ

ルミネの無邪気さが一番ツミネ

よりによって、ファッションビルを運営する会社がねぇ・・・。 あ、ルミネのCMの話っす。 これを流して問題にならないと考えてるのがスゴイ。 もうアッパレ。突き抜けてんねー。 このCM、一番問題なのは男性上司のセリフではなくて・・・。 女子力が高くない(設定の)方の女の子が、結局男性上司の言うことに納得しちゃうとこ。 「そっかー、自分も女の子らしく変わらなきゃ」ってね。 男性の好むような華やかな女の子になろうとするんだ。 ・・・職場でだよ?仕事と関係ねーじゃん。 そこなんだよ、問題は。 そういうセクハラ上司と戦えよって思う。 そして「私は着たい服を着る。私らしくあるために」みたいなコピーでまとめりゃいいじゃん。 「戦う」って言ったら、『問題のあるレストラン』を思い出したけど。 あれはあれで、セクハラのデフォルメがきつくて、相当不快だった。 あのドラマ、「セクハラ、許すまじ」ってな仮面をかぶっておきながら、セクハラ描写がハチャメチャで度を超えていて、なんかセクハラ以上のダメージを女性たちに与えた気がすんだがな。 かと思えば、オヤジ好みの華やかな女子大生を採用しておきながら、キャバクラ勤務歴があることを知って内定を取り消すテレビ局とかね。 政治家のセクハラヤジもそうだけどさ、結局テレビは、このテの問題の解決に一役買うどころか、さらにややこしく歪める内容ばかりを流してくるのよね。 ※関連記事・・・ 日テレ内定取り消しに感じる最大の矛盾点           許すまじ!オヤジ議員のセクハラヤジ         

男子に「かわええ」と思わせるためだけのCM

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イヤなんだけど見てしまうCMがある。 そんでブルッと身震いしてしまう。 「こりゃ絶対、若い女の子の反感買うな~」ってカンジ。 若手女優は、女の子にそっぽ向かれると、この先、苦戦を強いられるのにね。 もろ男の子向けなんだもの。 作りが媚び媚びで、ゾワッとしてしまう。 けど、イヤなもん見たさについ見てしまうのだ。 広瀬すずの焼きそばのCM。ターゲットは男子学生だろう。 そっかー、男子学生はカップ焼きそば、めっちゃ食うもんなぁ。 「お前の食ってる焼きそば、何?」 「これ?広瀬すずがCMやってるやつ。可愛いからつい買っちゃったよ」 なーんて会話が、そこここで繰り広げられるのだ(ホント?)。 ここで、広瀬すずが福岡出身なわけでも、商品が福岡絡みなわけでもないのに、彼女に博多弁をしゃべらせるその「あざとさ」も含めて、このCM映像を見てほしい。 なーんか、放映禁止となった広末涼子出演の『からだ巡茶』CMの、「いっぱい出た・・・」という広末のセリフを思い出しちゃった。このCM、だいじょーぶかッ!?(笑) この広瀬すずってコ、可憐だけど個性のない顔立ち。 だけど今、確実に勢いがある。 日本エレキテル連合がリズムネタ芸人に取って代わられたように、能年玲奈はこの広瀬すずに取って代わられた。 何か雰囲気似てるし。 能年玲奈もノリノリのまま、ドラマとかにガシガシ出るべきだったんだよ。 思いだした。 この広瀬すず、『ゼクシィ』のCMにも出てて、彼女の「ゼクシィ~」という言い方にも、私、ブルッときてゾワッとしたんだった。 うへ~ッ、天性のものなのかなぁ?(何が?)

松ちゃんが手に入れたい意外なモノ

ダウンタウンの松ちゃんが、指原のことを「頭がいい。賢い」と、番組でホメていた。 私としては、アホではないっていう程度だと思うんだがな。 今ってさ、何のトークスキルもない人たちが「タレント」としてテレビ出過ぎじゃん。 有名人の子どもってだけで(ホントにそれだけで)バラエティー番組に出てきたり。 だから、そういうどうしようもない人たちに比べたらマシってだけのこと。 本来なら、タレントとしてのトークスキルは、指原が合格最低ラインになってなきゃいけないと思うよ。 坂上忍と指原がダウンタウンにどんどん質問をぶつけていくのだが、松ちゃんが絶賛したのは指原の「お気に入りのタレントを自分の番組に呼ぶことはあるか」という質問だった。 どうしてそこまで絶賛するのか・・・私の推測は以下の通りだ。 坂上忍が「ぶっちゃけ聞きますけど」というフレーズを連発してたわりには、とあるタブーな質問だけは避けてた。スタッフから止められていたのか、自制心で避けてたのか知らんが。 それは・・・浜ちゃんの不倫愛人問題についてである。 (関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 浜ちゃん、ツッコミづらくなるね ) 浜ちゃんは、幾度となく自分の番組に愛人であるタレントを呼んでいた。 そういう事情を知ってた上で指原はあんな質問をした、と松ちゃんは思ったのではなかろうか。 その、直球ではないものの核心をついてないわけではない絶妙さに感心したのかな、と。 ま、指原がホントにそこまで考えていたのだとしたら、少し賢い。 松ちゃん曰く「今、頭のいい人じゃないと、この世界ではやっていけない」。 それは、バラエティー番組がフリートーク中心の時代になってるからだろう。 ま、それは「この世界で生き残ってる自分は頭がいい」と暗に言ってることにもなろう。 うん、松ちゃんは頭がいいと思う。 でもかつて、「もう欲しいものなんてないでしょ?何かありますか?」という質問に対して、松ちゃんは「ん~、学歴」と答えた。 意外だった。 欲しかった筋肉を手に入れ(笑)、次に欲しいものは「学歴」らしいのだ。 まさか、これから猛勉強して大学に入る気はないだろう。 別に知識を増やしたいわけではなさそうだ。 だけど結局、「頭いい」「頭悪い」って主観的なものじゃん? それゆえ、何かカ

この夏、小さな生き物に再会します!

シングルリリースのニュースに引き続いて、DVD発売のニュースが飛び込んできました! (関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: スピッツの初雪は4月です(?) ) スピッツの「小さな生き物ツアー」DVDが、7月に発売されます。 大宮ソニックシティ公演のみを収録してて、ホールコンサート1公演だけをDVDにするのは初めてらしいよ。 いやぁ~、大宮に参戦した人たち、いい記念になるね。 それとも、自分が参戦したトコ以外のが観たかった? 特にさ~、参戦した埼玉県民のことがうらやましいわ。 だって、ご当地ネタとか言ってくれてんでしょ? それが永久保存版(DVD)になるっちゅー。 あ、でも「とげまる」のDVDでは、あんまりMC部分は入ってなかったね。 今回も入れないんだろうか? いずれにしても、会場がバチバチ切り替わるより、ライブの流れが崩されない点でいいかも。 ここで、私のツアレポなんぞを・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: ちいものツアーに参戦したゾ!① 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: ちいものツアーに参戦したゾ!②

福山を出せば女性が飛びつくとでも?

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福山雅治が資生堂シャンプー『TSUBAKI』のCMに出てる。 嵐の櫻井翔がエッセンシャルのCMに出て売り上げを伸ばしたから、手法をマネしてみた? (関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 櫻井シャンプーに群がる女子たち ) う~ん、そそられない。購買意欲を掻き立てられない。 福山だからどう、とかじゃなくて。 そもそもCMの作りが違う。 櫻井の方は、櫻井が商品について一生懸命解説してる。 福山の方は、福山のプロモーションビデオであるかのように、福山が前面に押し出されてる。 商品解説は二の次だ。それよりも自分の曲をアピールしたいカンジ。 商品については「買いたきゃ買えば?俺が出てんだから買いたくなるっしょ」みたいな。 このバージョンでは、髪の美しい女性さえ出てこない。 『TSUBAKI』の魅力が伝わってこない。 こんなこと言ってるけど、私は『TSUBAKI』愛用者だ。 CMに影響を受けた部分があるとすれば、3人の後ろ姿の女性(有名人ではない)が、美しいロングヘアを揺らしながら横一列で歩く初期の映像。 未だにその部分の映像が頭に焼きついてる。 ああいう髪の質感になりたくて商品を買ってる部分も多少ある。 それ以後、たくさんの女優やモデルがこのCMに出たけど、何の印象にも残っていない。 ましてや福山が出演したところで、私には何の意味も持たない。

好感度を保ちたいならモデルはやめとけ

サッカーの長谷部選手の結婚報道が流れた。 ま、一種のデマだったようだが、世の女性たちの動揺がハンパなかった。 「結婚」ということより、「結婚相手」にショックを受けてるカンジ。 結婚相手・・・「モデル」。 王道ぢゃんッ、王道ぢゃんッ。 サッカー選手ときたら「モデル」でしょ。 でも長谷部の場合、いや、長谷部だからこそ、お相手が「モデル」ってのはダメらしい。 「何だよ、何だよ、そこいらのサッカー選手と同類かよ。見損なったよ」ってことらしい。 「できれば一般女性と結婚して」との声多し。 でもなぁ、芸能人や有名スポーツ選手と結婚する「一般女性」って、なーんかそういう方面に太ーいパイプがあって、そういう方面のオトコたちを漁ってるイメージが強いんだけど? 生粋の一般女性ではない、というか。 今はどっかの企業の広報やってるけど、実は元タレントだった、とかね。 無名時代からつきあってる相手なら「生粋の一般女性」もあり得るけど、有名になってからの相手が「生粋の一般女性」だったのは、爆笑問題の田中ぐらいしか思い浮かばない。 元嫁は、近所の花屋の店員だったんだよ。 素朴でいいなぁ、と思ったけど、嫁の裏切りで、結婚生活ダメになっちゃった。 モデルであろうと一般女性であろうとカンケーないね。 一般女性の中にも、トンでもないのがいる。

「赤とんぼ」の素朴さとはかけ離れた犯罪

教え子であり研究パートナーでもある女子大学院生を、妻子のある准教授が殺害した事件。おそらく不倫の末のことであろう。 2人が連れだって活動(赤とんぼ研究)する姿を映像で見るにつけ、私は別の2人を思い出す。 それは私の働く職場にいた2人である。 男は部署のリーダー(所属長)で、女はその部下だ。 男は妻子持ち、女は男より10歳ほど年下で独身だ。 その関係を、私は後輩から知らされることとなる。 「幡さ~ん、ちょっと聞いてくださいよ~、私、見ちゃったんです! ◇◇(レジャースポット)で、リーダーと△△さん(女性部下)が一緒にいるところを!」 びっくりした。全く知らなかった。 でもそう言えば・・・。とあることが頭をよぎる。 私が会議室に入ると、先に入っていた2人にすごくギョッとされたことがあるのだ。 何かただならぬ雰囲気だったような・・・。 かつて私は、その女性のことで、リーダーに少し苦言を呈したことがある。 うへぇ~、それもツーツーだったんかなぁ・・・。 それに、「オレの女を悪く言うな!」って思われたかも。 部署内にその関係が知れ渡っていることを知ってか知らずか、2人で行く必要のない出張に毎週のように連れだって行っていた。 私はそこが一番許せなかった。公私混同も甚だしい。 それに、経費で不倫旅行なんてセコ過ぎる・・・と思うのだ。 仕事もしづらいし、気も散るし、ヤだなぁ~と思った。 どうにかしたいと思った。 他人の意見としては2通りあった。 1つは「ほっとけばいい。気にせずあなたは自分の仕事に打ち込めばいい」 もう1つは「もっと上の人間に言いつけるべき」 どっちも無理だぁ~。 耐えるしかないのかな~?と思っていたところ、異動が発表された。 男性の左遷である。 私ではない誰かが、例の件を密告したのかなぁ~。 発表当日の朝、女性は泣きはらしたような目で出社した。 いち早く男性から報告を受けてたのだろう。 その後、女性の方も転勤になり、2人の行く末はわからない。 いや、情報通の人間がいるので、その人に聞けば必ずわかるのだが、聞けなかった。 聞きたくなかった。 もし2人がゴールインしてたら、男性の奥さんや子どもたちのことが気の毒で。 特に子どもたちね。 休日だって、子どもと過ごさずに、女

スピッツの初雪は4月です(?)

スピッツの新曲がドラマに使われますよ! ドラマのタイアップで新曲が使われるのって、いつぐらいぶりだろう? 新曲じゃないものを含めると、近年、わりと立て続けにドラマに起用されてんね。 新曲自体は2年ぶりね。 曲名は『雪風』。 4月スタートのドラマで『雪風』~ッ!? さすが、『楓』を7月リリース、『渚』を9月リリースにしたスピッツさんやでー。 (関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 7月の楓 9月の渚 ) ・・・と思たら、このドラマ、雪の街が舞台らしいわ。しゃーないわ。 どうも書き下ろしみたいなのよね。 スピッツ好きの監督が、事務所にオファーしたらしい。 (そういうパターン、多いな。。) マサムネ氏曰く「バンド史上初の記念すべき雪ソング」。 あらホントだわ、雪ソングってなかったわ。 マサムネ氏、雪ではあまりトキめかないのかもね(笑)。 ちなみに。 テレ東のドラマだとよ。そもそも観れんのかぁ?アタシ(笑)。

女性アイドルについてマツコと考える

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『マツコと有吉の怒り新党』で、マツコが女性アイドルについて語ってた。 アイドルグループからソロの歌手になっても成功しない。 ソロでやれる子は最初からソロでやってる。・・・みたいなことを言ってた。 スピードにしてもモー娘にしても、解散や脱退後、誰もソロ歌手として成功しなかった。 そう、松浦亜弥みたいに力のある子は、最初っからソロでデビューさせてもらうわけだし・・・あぁ、あややが最後のソロアイドル歌手だったなぁ。 さて、ここからはアイドルの曲について語ろうと思う。 先日、ハマ・オカモト(浜ちゃんの息子)が、斉藤由貴の『卒業』のイントロを、「神イントロだ」と評していた。 確かに神イントロだ。 しかし、私がもっと神イントロだと思うのは、同じく卒業をテーマにした松田聖子の『制服』という曲だ。『赤いスイートピー』のB面曲ね。 大体、卒業をテーマにした曲って、作りが繊細なのよね。 歌詞だって、心理描写が細やかだしね。 『卒業』の2番の歌詞で、特にこの部分が胸に刺さる。 ♪ 駅までの遠い道のりを 初めて黙って歩いたね  反対のホームに立つ2人 時の電車が今 引き裂いた これにもドキッとする。 ♪ あぁ 卒業しても友達ね それは嘘ではないけれど でも過ぎる季節に流されて 逢えないことも知っている 『卒業』も『制服』も、松本隆の歌詞。すごいなぁ~。 何で、この人は少女の気持ちをこんなに繊細に描けるのかね。 どちらの曲も、好きな男の子が高校卒業後に都会に行ってしまう設定。 あ、『木綿のハンカチーフ』もそうだよな・・・何と、これも松本隆。 昭和の高校生は卒業後、彼が都会に行って彼女が地元に残るっちゅーパターンが、今よりずっと多かったんだろな。 いや、こういうシチュエーションの方が切ないから、あえて歌詞にしてんのかな? ま、じっくりイントロや歌詞、歌声を聴き比べてくださいな。 確かに、この人たちをグループに入れて売り出そうとは思わんわな。 ソロでやれるだけの魅力と才能にあふれてるもの・・・グループに押し込めたって、収まり切らない。 思ったんだけどさー、今の時代のソロアイドルって、松田聖子のような「アイドル歌手」でも、斉藤由貴のような「歌うアイドル女優」でもない子たちだと思うのよ。 つまり「歌わないアイドル

どうあがいても結局決め手はトーク力

消えたねー、などと意地の悪いことを言う気はさらさらない。 私としては成り行きを観察してたカンジ。 あ、日本エレキテル連合の話ですぅ。 ものすごく早い段階で流行ネタを封印し、メークも衣装もナチュラルに。 まるで小島よしおが、ブレイク時に「そんなの関係ねー」を封印し、服を着用するカンジ。 事務所の意向にせよ、そこまでの先手を打つ一発屋芸人ってあんまり見たことなかったから、「どうなっていくのかな」と経過を見守ってた。 もしこれで成功すれば、今後の一発屋芸人は、これをモデルケースにして歩んでいけばいいんだし。 今のバラエティー番組はフリートークが主流。 昨年、エレキテルもたくさん番組に呼ばれてた。 ただ。しゃべれない。橋本というコが全くしゃべれない。 相方が話す内容に横でウンウンと頷くだけだったり、相方の言葉を繰り返すだけだったり。 そりゃもう素人同然であった。 あれやっぱ、2人で仮装して、何らかのキャラになり切って出た方がよくなかったかい? 普通にニットを着て女の子メークして出演するのは、フリートークが得意なコじゃないとね。 それでたどたどしいトークだと、ホントに素人に見えちゃう。 1月頃はまだテレビで姿を見たけど、2組のリズムネタ芸人が出現してからは、上書きされるように一気に消えた(あ、言っちゃった)。 ダメだったかー。早めに流行ネタを封印しても、フリートークがダメならダメなのよね。 早めに「あだな芸」を封印した有吉は、話術があるから成功してるけどね。 ※関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: エレキテルは孤立シテル?

私が南野陽子の発言に感じた矛盾

『中居正広のミになる図書館』に南野陽子が出てた。 ぶっちゃけ話として、「歌手になるつもりは一切なかった」と言っていた。 え? じゃ、女優一本でやりたかったってことかいな?って思ったら、 女優業についても、「なーんか、しっくりこないなー、なんて」。 元々芸能人になる気はなく、なってからもずっと辞めたかったのだそうだ。 ウ・ソ・だ! 私は本人の口から、こんなエピソードを聞いたことがあるゾ! デビューしても仕事がなさすぎて、自ら売り込みをして回って仕事をゲットしたって。 ガッツがあるなって感心してたんだけど・・・。 何だよぉ、話が180度変わってんじゃないかよぉ。 今も辞めたいんだってさ。どーぞ、どーぞ(ダチョウ風)。 イヤイヤなら出てこなくて結構。いろんな人に対して失礼な話だよ。 その場にいるタレントたちにも、「『何やってんだろ』って思いませーん?(=アンタもこの仕事、バカバカしくなりません?)」などとホザき、「いや、誇り持ってやってますんで」と返されてた。 「辞めたい」ってメディアを通して言うことぉ!? それなら「辞めます」だろ。 それにさー、芸能人は会社員と違って、そういう線引きしなくても「フェイドアウト」という形が取れるしね。 南野陽子なんか、既に第一線から退いてるんだし、チョロチョロと舞い込んでくる仕事を全て断れば、「引退状態」にならない? NHKの教養番組に出てみたり、40代の元アイドルたちとユニット組んでCD出したり、十分芸能界にしがみついてるように見えるけど? そして今回の番組出演で、新たに「芸能人やめたいキャラ」で売り出していく気マンマンにも見えるんだがな。 ※関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 芸能人の「辞めたかった」発言について

早めに抜け出さないと逃れられなくなるよ

10代に入り立ての男の子が殺害される事件が続いてるね。 どちらも顔見知りの年長者の男に殺されてる。 11歳の子の事件では、22歳の男性をからかったことで、13歳の子の事件では、18歳の子をリーダーとするグループに関わったことで起こってる。 前者では年長者に対する敬意が、後者では年長者に対する警戒が、少し欠けていたのかもしれない。 少なくとも10代前半の間は、5歳以上も年が離れた相手は、自分の感覚とは違った人間であると認識した方がよさそうである。 さて、その13歳の子の事件であるが。 島根の島から川崎の中学校に転校してきて、遊んでた場所で不良グループと出会って、仲間に入れられて、そのうち支配下に置かれて暴力を受けて、挙句の果てに殺害された。 思い出すのが私の中学時代。 私も中学時代に転校を経験した。 転校先でクラスの不良っぽいコに目をつけられた。 「目をつけられた」って、「お前、生意気なんだよ!」ってことではなく、「あんた、面白いね!」ってやつ。 転入してきてまだ間もないのに、自宅まで来て遊びに連れ出された。 「ははーん、堕ちていくコはここで堕ちていくんだな」と、妙に冷静な私。 ややこしいことに巻き込まれる前に抜け出さなきゃな、と思っていた。 そのコ自身はそうでもなかったが、仲間がヤバ過ぎた。 そこで私は、不自然に感じられない程度に距離を置き始める。 そのサジ加減の難しさたるや。 好奇心旺盛なコはその関係にズブズブはまっていくのだろうし、気の弱いコもはまらざるを得なくなるのだろうし。 流された方がラクってのもある。 きっぱりと断ったり、私のように距離を置こうと策略するのは、なかなかしんどいものである。 家庭で子どもを正しく教育したとしても、環境(友人関係)次第で堕ちてく可能性は、どのコにだってあるということである。 しかも現代の子どもは、スマホを持たせてもらっているため、LINEなんかで仲間にがんじがらめにされることも容易だ。 昔のように、一家に一台、固定電話があるだけの時代なら、まず子どもは、大人(相手の親)という「関門」を突破する必要があった。 場合によれば、大人が門前払い(子どもに取りつがない)することだってあった。 それによってトラブル回避もできただろう。 でも今は、直に相手