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生放送&生歌だからこそ起こり得る悲劇

スピッツファンの皆さ~ん、「スピッツMステ出演時あるある」である「タモリとローカルネタで盛り上がるマサムネ氏」が観れて良かったですね~(笑)。 またもや3年ぶりか~、Mステ出演。 ほぼ3年おきにシングルをリリースしては、それを引っ提げてMステに出演するのが恒例。 ファンが、マサムネ氏のトークのぎこちなさにハラハラしながら見守るのもまた恒例(笑)。 新曲『みなと』は、CMの中で聴くより、曲としてちゃんと聴く方がステキに聴こえる。 イントロが、『ルキンフォー』とか『僕のギター』チックだね。 とにかく毎回、ド緊張状態でMステに出演しているマサムネ氏。 今回、そんな彼に悲劇が襲った。 これは、「マイアミショック」ならぬ「Mステショック」か!?(笑) ・・・ま、歌の出だしのタイミングを間違えただけなんだけどね。 もう我々は、可愛い我が子が初めての学芸会で失敗した時の母親のような心境で、「あんなに緊張してるのに失敗しちゃって、かわいそすぎるわよーッ!どうしましょ、どうしましょ」と、うろたえるばかりである(笑)。 自分のミスに気付いたマサムネ氏は「間違えたッ」と苦笑い・・・ かわええ。 我々の心配をよそに、マサムネ氏は動揺することなく毅然としたまま最後まで歌い切ったのである。 プロだから当たり前だろって? いやぁ~、私なら動揺と照れくささでニヤニヤし続けちゃうと思うんだー。 マサムネ氏って、そういう面でのメンタルは強いのかなーって思っちゃった。 そして、Mステのエンディングで感想を求められたマサムネ氏。 もはや「間違えちゃってスミマセ~ン」的なコメントしか思い浮かばない。 しかしマサムネ氏は、「勉強になりました~」と意表を突くコメント(笑)。 今回の件で、あらためてMステが生放送であることを思い知らされたし、その割にはこんなハプニングって少なかったよな~って思ったし、スピッツが口パクなんかしないバンドであることも証明された(ま、疑われてないだろうけどサ)。

誰でもいーけど、このコじゃ駄目だ

『マツコ&有吉の怒り新党』を、夏目アナから別の女子アナに代わって初めて観た。 夏目アナの卒業を惜しむ声は多かったが、私は元々、進行アナが夏目アナである必要性を全く感じていなかったので、「あぁ、そりゃフリーアナより局アナ使った方が、安く上がるもんねー」と感じるのみであった。 ま、あんなもの、誰でもいんじゃね?と思っていたわけである。 しかーし! あの女子アナではいかーん! 何なのだ、あの声の通らなさは。 ボソボソボソボソ、ゴショゴショゴショゴショと。 イライライライラした私はテレビを消した。 下手だとか声の悪さだとか滑舌の悪さなんかで、アナウンサーにイライラしたことは山ほどあるが、声の小ささでイライラしたことは初めてかもしんない。 てかこれ、アナウンサーとして致命的だろ。 それともワザとなのか? 大学名に魅かれて採用したものの使いモノにならず、マツコと有吉なら何とか彼女を「キャラ付け」してくれるのではないか、という淡い期待を局側が抱いているかのように見えた。 最近、観る機会がめっきり減った番組だが、今後はますます減るだろう。。 ※関連記事… 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 仮面かぶって本性隠す女子アナ  (もはや、マツコと有吉のお互いの呼び方についての違和感はない・・・笑)

自粛不満と自己満足

単なる地震でとどまってくれないわけである。 東北大震災では想定外の津波が、そして今回は大地震クラスの余震が発生し・・・。 いや、余震ではなくそれが「本震」だとか、最初の地震が「前震」だとか、耳慣れない言葉に底知れない恐怖を感じる。 そんな中、震災による自粛ムードを批判した有名人がいる。 「馬鹿げてる」だの「間違ってる」だの。 てか、オマエがゆーな。 それは被災者が言うことであって、お前が言うべきことではない。 こんな非常事態において、多くの人が自分のできることを模索する中で、優雅に自粛モードへの批判とは、嘆かわしい。 一方、こんな人たちもいる。 今回に限らず、大きな災害なんかが起こった時には必ず現れる人たち。 「自分には歌うことしかできませんが、それで元気になってもらえたら・・」という歌手、 「精一杯プレーして、被災者の人たちに勇気を与えることができたら・・」というスポーツ選手。 歌う? プレー? てかそれ、普通にオマエの仕事ぢゃん。 しかも、そんなものを堪能する余裕なんてねーわ。 今、どれほど過酷な状況かわかってんのかよ。頭ん中、お花畑かよ。 ところで。 高須クリニックの院長が、ヘリを飛ばして救援物資を運ぶ予定なんだとか。 すげー。 募金なんか集めません、私財を投げ打ちます、だと。 すげー。 こういうことができないのなら、せめて余計なことだけは言わんといてくれ、有名人。 ※関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: マサムネ氏ダウン…

本来、アナウンサーとは尊い仕事

東日本大震災が起こって以降、最大の地震となってしまった。 あぁ、やはり日本はこうして巨大地震があちこちで勃発し続ける国なのだなぁ、と暗澹たる気持ちになる。 これ以上、人命が失われないことを祈るばかりである。 こういう緊急事態では、各局の報道の優劣が如実に表れる。 東日本大震災ではNHKが群を抜いて評価が高かった。 フジはあらゆる点でダメダメだった。 (関連記事・・・ ①停電エリア情報を早々に諦めるフジ   ②モラルなき人々   ③悲劇&衝撃映像のみを追い求める者の愚   ④過酷な運命にむなしく響く「頑張って」 ) さて今回。 あの時と比べて、報道番組や情報番組に、タレントがわんさと出演するようになっている。 そういう番組は観る気がしない。どうせ、不用意な発言をするに決まってる。所詮素人。 地震当日はNHKを観ていたが、東京の女子アナがテンパってカミカミになっていた。 とある民放では、ヘルメットをかぶった年配の男性アナウンサーが地震について報じていた。 熊本のアナウンサーが熊本のテレビスタジオから報じているのである。 これぞプロ、と言いたくなるようなアナウンス力であった。 内容が、我々の頭の中にスッと入ってくるのである。 あぁ、尊い仕事だな、と感じた瞬間であった。非常時なら尚更。 事前準備などできないのだから、アナウンサーの技量が浮き彫りになる。 それゆえ、有名人の子どもや、どこぞの令嬢、ミスキャンパス・・・そういうことだけでアナウンサー採用を決める昨今のキー局を、ますます情けなく思うのである。

中途半端な自虐ならいらない

過去にも、宮沢りえの「すったもんだがありました」とか、松田聖子の「負けるもんか」など、自らのスキャンダルを逆手にとったようなCMがあったわけである。 ・・・でも矢口じゃダメなんだね。 日清カップヌードルの新CMが、私が目にしないまま放映中止となり、別に検索してまで観ようとも思わなかったんだが、ひょんなことで目にすることとなってしまった。 ほう、ほう、これがクレームの殺到したCMか。 ま、言われてみれば不快なのかもな・・・という程度である。 てかやっぱ、矢口って相当嫌われてんな。 矢口以外にも問題視されてる人物が出演してるんだが、世間の攻撃の的は矢口だろう。 このCMで矢口は、大学准教授としてリスク管理について学生たちに熱弁を奮っている。 そこでまず世間は反感を持つ・・・「ドヤ顔で、何をエラそーに」と。 そしてビートたけしの「世間の声なんてどうでもいい」とか「お利口さんじゃ、時代なんて変えられねーよ」というナレーションが、矢口を援護してるみたいで、ますます反感を持つのである。 矢口起用のリスクを冒し、攻めの姿勢でCMにインパクトを与えようと思ったのであろう。 もちろんそういう手法もアリなのだが、矢口をいい気分にさせるCMではダメなのだ。 要するに、生半可な自虐では世間は納得しない。 例えば、鉢合わせのシーンを再現し、「クローゼットにいれるのは、愛人ではなく、『タンスにゴンゴン クローゼット用』」・・・ってなCMはどうだろう。 そこまでしないと、世間は納得してくれねーよ。。

文春があの男に目をつけたワケ

天下の週刊文春が、なぜあんな小物のスクープを・・・と首をかしげる人もいただろう。 とにかく明るい安村の不倫報道ね。 ブームは去って、一発屋芸人への仲間入りを果たした感のある人物。 例のギャグ以外のネタも、フリートークも、おそろしくつまらなかった。 でも、愛妻家だし、子煩悩だし、いい人なんだろうな、という印象はあった。 現に、出演番組で、そういった夫婦愛や家族愛をアピールしていた。 特に奥さんは、彼の貧乏な下積み時代を支えた女性である。 そう。 そういった美談やイメージの良さの裏にある本性を暴くのが、文春なのだ。 小物であろうが大物であろうが関係ない。 だから、ターゲットにされた人物のイメージダウンは甚だしい。 ベッキー、宮崎元議員、ショーンK・・・。 だから、他誌がスクープしている桂文枝や米米石井の不倫ネタなど見向きもしない。 意外性のない案件には手をつけないのだ。 ところで今回の件は、線香花火の最後の火花のようだとも思う。 ブレイク後に失速した芸人が、意外な形で注目されるが、それは最後の砦でもあった「好感度」の崩壊をも意味し、完全終了へと向かうのだ。

身体のことを考えない方が身のためか

国が推奨した子宮頸ガン予防ワクチンを接種した女子高生らの体に、強い痛みや麻痺が残り、通常の日常生活が送れない状態となっている件。 非常に気の毒でやるせない。 せっかく健康体だったのに、将来ガンにかからないように接種したワクチンで、そんなことになるなんて。本末転倒も甚だしい。 あらためて、「病院て、体の調子が悪くなってから行くところだなぁ」との思いを強くした私。 この考えは、ビートたけしの影響を受けている。 彼は自身の 著書 でこう述べている。 「 オイラは病院の検査なんて一切行かないんでね。ハナから病院は担がれて行く所だと思ってるからさ。人間ドックなんて行きたくないのに、2回も予約しちゃって、2回とも当日キャンセルしちゃったものな。だって、人間ドックの大腸検査じゃ、ケツの中に内視鏡カメラを入れられるんだろ。リンチや拷問じゃないんだからさ。何が恥ずかしいって、内臓を診られるくらい恥ずかしいこともないだろうってね 」 そして、別の本で、さらに確信へと変わる。 現在『ホンマでっかTV』に出演している生物学者の池田清彦氏が、まだテレビに出ていない頃に、私は彼の 著書 を購入しており、そこにはこんな記述があった。 「 何でもないのに胃カメラを飲んで、食道に穴が開いて死にそうになった人もいるのである。大腸に入れられたバリウムがうまく排出されずに死んだ人もいる。何でもないのにガン検診を受けるのは、血液検査を受けるよりも、はるかにバカである。体の調子が良い時に、何でわざわざ医者に行く必要があるのか 」 また、「ガンが早期発見されれば命が助かるではないか」という意見に対しては、こう述べている・・・「 ガン検診を受けても受けなくても、ガンの死亡率に変わりはないのである。ということは検診で発見されても、症状が出て病院に行ってから見つかっても、命に別状のない良性のガンは治り、悪性のガンは早期発見されても治らないということなのだ 」 もちろん私は、このような考え方を他人に押し付ける気は毛頭ない。 人それぞれ、いろんな考え方があっていいと思う。 実は先日、身内が脳疾患で倒れた。青天の霹靂であった。 主治医に「毎年脳ドックを受けていれば、防げたのでしょうか」と聞くと、「いや、無理ですね」とのこと。 ・・・ふむ、やっぱりそうか。