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私が「醒めない」を「買えない」でいたワケ

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スピッツのニューアルバム『醒めない』が発売されて1ヶ月が経つ。 私は、昨日ようやく手に入れた。 なぜ早々に購入しなかったか。 それは・・・あの・・・ヒいてしまったからなのだ。 え~と・・・収録曲のタイトルに・・・。 何か今回、ワケわからんタイトルが多すぎやしませんか。 あの~、それでヒいてしまったんですぅ・・・。 あぁ、デリケートな私・・・(?)。 直近のアルバムで言えば、「小さな生き物」の中の『潮騒ちゃん』や、「とげまる」の中の『どんどどん』にも眉をひそめた私である。 未だに、『潮騒ちゃん』が『潮騒LOVE』だったらな~と思うし、『どんどどん』は『らんでぶー』とか『終わらないで』だったらな~と思うもの(何だそれ)。 で、アルバムの感想ですが。 前半の曲たち(1~7曲目)には結構感動させられました。 メロディアスな曲が多いし。 異彩を放ってたのが、タイトルでヒいてしまった曲のひとつ『子グマ!子グマ!』(笑)。 前奏からして、いい意味でスピッツらしくないのである。 なんちゅーか、クールでシャレオツなんである。 「え~、こんなこともできるんかぁ~、スピッツは」みたいな。 新たな一面を垣間見たような。 でもあの・・ ♪ こーぐーまー、こぐーまー   のところ・・・いります? でもね。 「あの部分は絶対いる!」と言う人こそ、真のスピッツファンだとも思うのよ。

五輪ステージに映える歌手を探せ!

リオオリンピックが終わった。 大きな混乱もなく、無事に終わって本当に良かった。 ま、これほどまでに開催を不安視されたオリンピックもなかったわけである。 ジカ熱の流行、国内の治安悪化、準備の遅延、そしてテロの恐れ・・・。 参加を取りやめた選手もいるぐらいだからね。 準備に関しては、開幕直前まで「まだ仕上がっていません!開幕できるのでしょうか?」的なリポートがなされていたっけ。。 でも、何とか(バッタバタだったろーけど)間に合わせてきたねー、リオ。 やるじゃん、リオ、やるじゃん、ブラジル。 大会セレモニーも、お金をそれほどかけずに、センスと工夫で素晴らしいものにしてた。 素朴で可愛らしい演出も目を引いた。 日本もね、財力と技術力を見せつけるようなイヤミなセレモニーじゃなくて、センスを駆使し、工夫を凝らしたものにしてほしい。 今回、五輪番組でやたらと宮本亜門が出てたのだけど、東京オリンピックで演出を担当する予定なのかなぁ。 歌手に歌わせたりもするんかなー(個人的には、民謡とかでいいと思うケド)。 で、今の時点だったら誰がいいかなーって考えてみた(今の時点だからね、今の時点)。 演奏だけなら坂本龍一とかでいいと思うんだよね(あと、和楽器奏者とか)。 歌となると、誰だろー。 今回、各局の五輪テーマソングを歌った面々はマジで避けたい。 安室、福山、エグザイル、嵐、(スマップ)・・・。 何かこの人たちって、どっかから余計な力でプッシュされやすいイメージがあるのよ。 ぜーったいヤダ。オリンピックみたいな世界の大舞台にはそぐわんね、全く。 あとAKBとか・・・死んでもヤダ。 国内でどんだけ人気と知名度があったって(てかホントに人気?)、世界に晒してごらんなさい、あーた、恥かくだけなんだから。 というわけで、Superfly と 三浦大知ってことで。 この2組なら、いろんな意味でスケールでかいし、恥かくことはない。

心の隙が遠ざけた金メダル

オリンピックまで1年を切っている昨年末、所属先の会社を退社してフリーになったレスリングの吉田沙保里。 「ドラマに出たり、CDを出したり、バラエティー番組に出たりするのが楽しかった。会社の制約を受けずに、そういった活動をしていきたい」みたいなことを言ってたっけ。。 えーー!? こんな時期にそんなこと言うの!?って思った。 通常なら、アスリートはオリンピックに向けて集中しなきゃいけない時期なんじゃないの?と。 結局、銀メダルに終わり(それでもスゴイけど)、4連覇とはならなかった。 何であの時期に邪念が出てきたんだろ。 オリンピックで金メダルを取った後に引退する予定で、その後、スムーズにタレント活動に入れるように準備をしておきたかったんだろな・・・(てかそれどーなの)。 だけど、「霊長類最強女子」ではなくなった今、はたして彼女にどれだけタレントとしての価値が残っているのだろう。 せっかくフリーになったのに、当てが外れて、なかなか前途多難っぽい気がするが。 フリーになったこともあって、今年は公式戦からも遠ざかってたんだってー。 そりゃ試合勘も鈍るわな。もう、すべてが悪循環だ。 20日付の朝日新聞によると、今回五輪4連覇を果たした伊調馨は、レスリング以外の活動に時間をとられてリズムを崩してしまうことのないように気をつけていたらしい。 要するに、メディアへの露出やイベント出演のことを言っている。 これらは、吉田沙保里が大好きなことであり、もっともっとやっていきたいことなのである。 二人ともスゴイ選手だけど、五輪への意識は伊調の方が高かったのかな、と思う。 余談だけど、吉田沙保里って、泣き顔と泣き声が、涙の量と全く合ってないのよね。 それは、彼女のお父さんの葬儀後のインタビュー時にも感じたことなんだが。 でも、新聞の書き方は「敗れた吉田は、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら・・・」。 う~む、顔はぐしゃぐしゃになってたけど、決して涙でぐしゃぐしゃになってたわけではない。 ちゃんと見て書けよ、と思うんだが、そう書くしかないんやろな。。

スマップ解散に思う「リーダーのあり方」

芸能界に存在するいろんなグループ。 そのグループごとにリーダーが決まっている。 で、そのリーダーが、リーダーシップを発揮しているかと言ったら、そうでもない。 単に、「一番年上だから」という理由で決まったケースが多い気がする。 「名ばかりリーダー」と言ったところか。 ところで、意外にもスマップ中居は、スマップ存続を希望していたようである。 それで、スマップ存続に消極的な香取らを飲みに誘ったりもしたみたいで。 ・・・ん?飲みに誘う? スマップは、メンバー同士、仕事以外のつきあいがいっさいないのが有名だ。 まだ香取と草なぎはある方だが、中居にいたっては、メンバーの誰ともつきあわない。 仕事場においてでさえ、本番以外では、スマップメンバーはほとんどコミュニケーションを取らないんだとか。 昔からそうなのかは知らないが、とにかく中居と木村が不仲だったのは知ってる。 年長者2人がそういう状態で、なおかつコミュニケーションが希薄なグループの中にいた最年少の香取が、マネージャーにどんどん傾倒していくのも無理からぬ話である。 そして、この危機的状況において、焦った中居は香取らを飲みに誘う。 ・・・しかし、時すでに遅しである。 今さら慌てふためいてコミュニケーションを図ろうとしても、無駄なのである。 普段のたゆまぬコミュニケーションがモノを言うのだ。 そして、それこそがリーダーの役割ではなかろうか。 私は中居を責めているのではない。 特にわかりにくかった「芸能界のグループにおけるリーダー」の役割に気がついた、と言いたいのである。 それは何も芸能界に限った話ではない。 部下とのコミュニケーションに興味のないリーダーが所属する部署で、1年間で半数の部下が辞めていったケースを、私は知っている。 ※関連記事・・・ 幡 蒼子のおこりんぼ日記3: 後味が悪すぎるスマップの終焉

後味が悪すぎるスマップの終焉

そうするしかなかったもんね、と言うほかない。 スマップの解散。 解散が残念なのではなく、解散までの経緯が残念だ。 こういったグループが解散する時に、メンバー同士の不仲が噂されたりすることはよくあるが、それは噂の域を出なかったりするもんだ。 もしくは解散後、何年も経ってから「実は、不仲で・・・」と暴露するメンバーが現れることもある。 しかし今回のように、仲がこじれてしまってどうしようもない状態を、わりと長期間、まざまざと視聴者に見せつけるケースはほぼない。 最初は「5人一緒での独立」を目指してたのに、最終的には「事務所に残留しながらの解散」という、真逆の結果となってしまった。 もうそこには、「キムタクのことが嫌で嫌で仕方ない」というメンバーの思いしか読み取れない。 もはや独立なんてどうでもよくなって、ただただキムタクから離れたい一心で望んだ解散なわけである。 そのためには、スマップというグループが消滅しても構わないし、今まで築き上げてきたものもどうだっていいし、ファンを悲しませるのも致し方ない・・・ということ。 解散コンサートも、最後の新曲リリースもないし、紅白さえも辞退する模様。 でも、それでいいと思う。 多くのメンバーが自分のグループに愛着を持てなくなったのだから。 それで「有終の美」を演出したって、チョー嘘臭いではないか。 はっきり言って、この解散劇は無様でしかない。 ドロドロ状態をズルズルと引きずって、それを世間に晒し、結果的に解散コンサートすら行われず、FAX1枚で解散の報告を終えるような。 25年以上、国民的アイドルグループとして君臨し続けてきたのに。 長年ファンだった人も大勢いるのに。ヒット曲もたくさんあるのに。 ま、メンバーたちのそういったドライな面には薄々気がついてたけど。 逆にそれだけ、辞めさせられたマネージャーへの思い入れが強い、とも言えるけど。 長くやり過ぎたんかなぁ~、アイドルグループなんて、長くやるもんじゃないんかなぁ~。 適当な時期に、円満解散しとく方が得策なんだろうか。 カトゥーンもそうだが、メンバーの個性が際立つグループってのは、破綻もしやすいのかな。 ・・・って、スマップは25年以上も存続したわけだが。 長年、圧倒的な存在感を放ってきたグループでありな

金メダルをさらに輝かせる大和魂

最近の日本のオリンピック選手はお行儀がいい。 コメントも謙虚でソツがない。 一昔前には、態度も口も悪い選手がチラホラいたもんだ。 今だと、すぐネットで叩かれるからなぁ。それで選手たちも、気をつけてんだろな。 でも、謙虚になりすぎて「銅メダルで申し訳ない」とコメントした柔道選手には、「銅メダルで喜んでる選手に対して失礼だ」と言って叩かれたりもするから、ややこしい世の中である。 ま、前から思ってたことなんだけど、メダルが金以外だった柔道選手の表情には悲愴感が漂い過ぎてる。 「恥ずかしながら、生きながらえて・・・」というセリフを吐く日本兵のようである。 何だかとっても痛々しい。 でも、しょうがない、本人が金メダルを切望していたのだから。 「銅でも喜べ」というヤツには、「ほっといたれや」という言葉しかない。 さて、金メダルを獲った柔道男子の大野選手。 私が感動したのは、金メダルが確定した瞬間、畳の上ではいっさい喜びを表さなかったこと。 そこから離れて、初めて笑みをこぼしたのである。 本来、武道や相撲は、対戦相手に失礼にならないように、その場では勝利の喜びを表さないのが礼儀だ。 柔道も、世界的なスポーツとなり、そういった常識は崩壊していると言っても過言ではないが、日本人選手にだけはそういった精神を少しでも残しておいてほしい、というのが本音だ。 その昔、谷亮子は、金メダルが確定した瞬間、対戦相手を目の前にして、満面の笑みでピョンピョン飛び跳ねるわ、何度もガッツポーズをするわで、完全に興ざめしてしまった覚えがある。 嬉しいのはわかるが、喜びポーズのてんこ盛りで、相手に何の配慮もない谷がますます嫌いになった瞬間であった。 おまけに、金メダルに何度もブチュブチュとキスするのにも閉口した。 我々は、罰ゲームでもないのに何を見せられてんのかと(苦笑)。 一方、負けた時は、不機嫌さ全開のチョー憮然とした表情で、本当にヤな感じだった。 有名選手だからこそ、伝統的な武道の精神を、世界に示してほしかった。 大野選手は、美しい一本勝ちも、金メダルも、優勝コメントも立派だったが、私が一番立派だと思ったのは、勝利した瞬間の振る舞いなのであった。

ギクシャクしてたらチグハグになった?

大塚家具の業績が悪化しているらしい。 創業者である父親が築いてきた高級路線からの脱却を図った娘。 高級路線が時代と合わなくなってきているのだから、ある程度の戦略転換は必要だったのだろう。 ただ、私がちょっと「マズイんじゃないか?」と思ったのは、リサイクル(リユース)商品まで取り扱うことになったのを知った時。 敷居を下げたいのはわかるけど、一気にリサイクルまでいっちゃうと、どーも・・。 ブランドイメージがボヤけちゃってボヤけちゃって。 ただでさえお家騒動でイメージが悪くなってるのに。 だから今の経営状態も、ちょっと納得できちゃうんだよなぁ。。 さて、リサイクルと言えば、スマップですよ(?)。 リオ五輪のテーマソングが『ありがとう』て。 10年前のシングル曲・・・ありえねーッ! 売る気もねーッ! 内紛でイメージがガタ落ちなのも、大塚家具ソックリ(苦笑)。 もうさ、スマップが新曲を出せる状態じゃないなら、無理にスマップの曲にしなくていーじゃん。 崩壊寸前のグループの曲なんて、縁起悪いしさ。 しかも『ありがとう』て・・・え~と、「感動をありがとう」っちゅーこと? 気色悪いな。合わねんだよ五輪とさ。ムリヤリ感がハンパない。 だけどさ、どのテレビ局も五輪テーマソングの選曲がヒド過ぎる。 もうね、ヒド過ぎてジャマなだけだし、ホントいらねー。 今までで一番良かった五輪テーマソングは、大黒摩季の『熱くなれ』だな~。 やっぱテンション上げてくれる曲じゃなきゃね。。 今のテーマソングなんて、どれもテンションだだ下がりだわよッ!

草野さんに教えてあげなきゃ。

今年大学生になった親戚の男の子は、ロックをこよなく愛する少年である。 聴くアーティストは国内外を問わない。 スピッツに関しては、さほど興味がある方ではなかった。 ただ、『さらさら』はお気に入りだったようだ。 そんな彼が目下絶賛中なのが、『醒めない』である。 ♪まだまだ醒めない アタマん中で ロック大陸の物語が  最初ガーンとなったあのメモリーに 今も温められてる ♪ この歌詞に大共感したようで。 マサムネ氏が歌詞に込めた「ロックへの初期衝動や醒めない情熱」ってものが、ダイレクトに伝わったってことなのよね。 ロック好きがロックと初めて出合った時の衝撃って、凄まじいものがあるらしいからね。 まさに「ガーン」となるみたい。 それに、マサムネ氏にとっては、一番共感してもらいたい層だったのではなかろうか。 この曲のターゲット層というか。 草野さん、あなたの想い、届いてますよ。 さて、冒頭の彼であるが、スピッツに興味がわいてきて、『さらさら』『醒めない』以外には、『みなと』『ビギナー』『つぐみ』『ルキンフォー』なんかを気に入ってるみたい。 マサムネ氏の声なら、そこまでロック調じゃない曲の方が好みなんだとか。 ほぼシングル曲だけど、それはたまたま。で、昔の曲より最近の曲の方がいいんだって。 彼は、10代の初めにロックと出合って虜になって、まだまだ醒めない。 スピッツも、若い世代をどんどん虜にしながら、ファンを醒めさせはしない。

さらに鬼畜のイメージがついちゃった

めちゃイケも、現状を打破しようと必死なわけである。 手持ちのカードも少なくなり、「もう、あの手を使うしかない」と、極楽とんぼ山本の登場。 ・・・「破れかぶれ」って気がせんでもないが。 世間で、山本のめちゃイケ復帰待望論など聞いたことないし、そもそも若者は彼を知らないだろうし、今更どこに需要があるのかがさっぱりわからない。 でも、そこに目をつけるのがフジクオリティー(笑)。 山本は、めちゃイケの視聴率が好調だった頃のレギュラーだから、局としても「あの輝かしい時代よ、もう一度」ってな思いもあるのだろう。 そういうこと、やるよね、この局は。 かつて大ヒットしたドラマに主演していた女優を引っ張り出してきて、「あの輝かしい時代よ、もう一度」とばかりに起用するけど、観てる側は「今更この女優はねーだろ」としか感じなくて、視聴率も伸びないってゆー。 ま、山本が復帰しようが、復帰できまいが、どうでもよい。 ただ、番組内での演出が気色悪すぎた。言い訳テロップまで出して。 いずれはめちゃイケのレギュラーとして復帰させることを大前提としているカンジ。 視聴者をその気にさせようとする手法があざとくて。 めちゃイケメンバーが山本に浴びせる罵詈雑言も、視聴者からの同情を買うためとしか思えなかった・・・「かわいそう。何もあそこまで言わなくても。反省してるだろうし、もう復帰させてあげたらいいのに」と思ってもらえたら万々歳なのである。 あと、個人的なことで山本に恩を感じているめちゃイケメンバーが、山本のめちゃイケ復帰を後押ししてるとかで・・・いや、そういう恩返しは、内々でやってくれよ。番組と絡めるなよ。 そして、「山本軍団」として駆けつけた、プライベートでも仲の良い芸人たちのメンツを見て、ゾッとした・・・ほとんどが、女狂いの芸人であった。 山本の逮捕前まで、このメンツでつるんで、女に対して犯罪スレスレの行為をやってたんじゃないか、と思わずにはいられなかった。 光浦は、「(山本から)すごい意地悪をされていた。大嫌いだった」と告白した。 これまたゾッとした。 で、結局、私の中で残った彼の印象は、「いろんな形で、女の尊厳を踏みにじるヤツ」。 ちーっとも、イメージアップになってませんが?