アムロとアスリートの引き際

安室の引退理由は明かされていない。

なのに世間では、勝手に推測して美談に仕立て上げ、「彼女の美学だ!」などと盛り上がっている。

本当はカッコ悪い理由かもしれないのに。

もう、理由についてはずっと明かさない方がいいね。
勝手に、いいように解釈してくれちゃってるからね。

そもそも、理由なんてないかもよ? 「何となく」ってだけかもしれない。
引退や退職をする人に、必ずしも明確な理由があるとは限らないから。

ま、独立時のゴタゴタなんかもあって、「やだな」ポイント は溜まってたと思う。

さて、その「引き際」についてなのだが。

私は、アスリートが、例えばオリンピックで金メダルを取った後にすぐ引退するのを、快く思わない。

本人にとったら、まさに「有終の美」。
世間から「もうあの人、ダメだね。あの時がピークだったね」なんて陰口を叩かれることもない。

でも私は、アスリートなんだからそんなことにとらわれず、やれるところまでやれよ、と思う。「なに落ち目になるのを怖がってんだ」と。

何も、身体がボロボロになるまでやれ、と言いたいのではない。
「あー、もう無理かなぁ」と思い始めたところで引退すればいいと思ってる。

輝かしい結果を残した直後(要するに絶頂期)に引退を発表するアスリートに対して、勝手ながら「あぁ、その競技を愛してたわけじゃないのね。結果とプライドだけが大事だったのね」と思ってしまう私なのである。。

※関連記事…幡 蒼子のおこりんぼ日記3: アムロス??早すぎるだろー!

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